
こんにちは!どどっち(ウイスキー検定3級保持者)です。
今回は、わずか1日の勉強でウイスキー検定3級(Whisky-Kentei Grade3)に合格した勉強方法をご紹介いたします!
ウイスキー検定とは一体どんな資格!?

ウイスキー検定とは、その名の通り、ウイスキーについての知識を問われる試験です。ウイスキー検定実行委員が主催している、飲食系の民間資格です。
ウイスキー検定は資格の開設から日が浅く、まだ決して認知度は高くありません。これから広まっていき、人気の出てくる資格の一つであると言えるでしょう。
1級・2級・3級の他に、バーボン級・ジャパニーズウイスキー級など、それぞれの種類ごとのウイスキーに特化した級もあります。
日本においては、「ワインのソムリエ。」「日本酒のきき酒師。」という資格が飲料系の資格では知名度が高い中で、ウイスキーに特化した知識を証明できる、現段階の日本では数少ない試験の一つであると言えるでしょう。
ウイスキー検定で問われる能力

ウイスキー検定は、実技試験はなく、学科試験のみです。級ごとに問われる知識が違うので、一つひとつ見ていきましょう。
<3級>
・入門レベルである3級では、スコッチウイスキーの内容が大半を占めています。
3級の取得は、スコッチウイスキーに関する知識の証明にはなりますが、それ以外のウイスキーの知識については、あまり身についていない状態であると言えるでしょう。
<2級>
・中級レベルである2級では、3級で学んだスコッチウイスキーの知識に加えて、世界5大ウイスキーについての知識が多く問われます。
*5大ウイスキーとは、スコッチ・アイリッシュ・アメリカン・ジャパニーズ・カナディアンの5つを指します。
<1級>
・ウイスキー検定において最も難しい試験である1級においては、2級の知識をさらに深掘りして、知識の有無が問われます。
また、時事問題などの問題も増えるため、ウイスキーに関する様々な知識を身につけている必要があるでしょう。
1級を受験するためには、2級の合格が必須条件となっています。そういった意味でも、1級の難易度は他の級と比べてやや高いと言えるでしょう。
<その他>
・その他、JW級(ジャパニーズウイスキー)、SM級(シングルモルト)、BW級(バーボン)、IW級(アイリッシュ)など、個々のジャンルに特化した級も存在します。
これ1冊でウイスキー検定3級に合格しました!おすすめの参考書
ウイスキー検定公式テキスト

私がウイスキー検定3級を受験した際は、公式テキストである「ウイスキー検定公式テキスト」1冊で勉強しました。なんと資格試験の公式テキストとしては珍しく、小学館が出版しているのです。
公式のテキストであるということもあって、こちらのテキストを読み込むことで、3級の試験範囲は全て網羅することができるでしょう!
他の飲料系の資格を取得していたり、ウイスキーについての知識が多少はある方であれば、1日〜1週間程度こちらのテキストの該当箇所を読み込めば、暗記のみで難なく合格することができるでしょう。
公式テキストが圧倒的におすすめです!
3級合格までの具体的なスケジュール

3級合格までにかかった時間は、わずか1日でした。
前日に1日かけてテキストを読みこみ、寝て、朝起きて、試験ギリギリまでテキストを読み込むことで、十分合格できてしまうと思います。
ただし、私は居酒屋のアルバイトなどでウイスキーに関する知識がゼロでは無かった点と、ウイスキー検定3級の取得前にきき酒師試験やソムリエ試験に合格していたため、全くのゼロから勉強を始める方と比較した場合には違うのかもしれません。
あくまで私の場合ですので、ご参考までにしてください。
- 試験前日:8時間程度かけて、テキストを暗記。
- 試験当日:朝起きてから試験まで、隙間時間にテキストを暗記。
ウイスキー検定について思うこと

日本において、ウイスキーに関する資格を取得しようとすると、こちらのウイスキー検定か、もう一つのウイスキーコニサー資格試験にたどり着くと思います。
ウイスキーコニサー資格試験が、バーテンダーや飲食店従事者などのプロフェッショナル向けの資格に対して、ウイスキー検定はアマチュアのウイスキー好きに向けて作られた試験であるというような印象を受けます。
ウイスキー検定では、テイスティング試験なども取り入れて、より一層ウイスキーの楽しみ方について詳しくなれる資格試験になるといいな!と個人的には思いました。
ウイスキー検定3級を取得するメリット
- ウイスキーに関する知識が深まり、楽しくなった。
- 合格者特典やノベルティがあり、イベント気分で面白かった。
ウイスキー検定3級を取得することによって、ウイスキーをより一層楽しむことができるようになりました。
しかし、他のビジネス系資格などと比べると、使い道やアピールするタイミングなども少ないというデメリットもあると感じました。
あくまでウイスキーについて知りたい、ウイスキーが好きだ、ウイスキーに関連する業界で働きたい!という人が取得する資格であって、ウイスキーに関わる予定があまりないのであれば、特に取得する必要はないのかなと思います。
ソムリエやきき酒師の資格も同様ですが、知識をつけるほど楽しくなってくるのが、嗜好品としての酒類の楽しみ方であると思いました。ウイスキーの種類が豊富なバーに行った際は、思いっきり楽しみたいと思います!
次回受験する際は、ジャパニーズウイスキーに特化した、JW級を受験しようかと思っています!