こんにちは!どどっちです。
今回は、全経の消費税法能力検定2級に挑戦してみました。
結果、1日で一発合格!
非常に簡単な資格試験であるという印象を受けました。
今回は、消費税能力検定2級試験の詳細と、使用した参考書や勉強方法のコツなどをご紹介したいと思います。
消費税法能力検定とは?

消費税法能力検定は、”公益社団法人全国経理教育協会”が実施する、消費税に関する知識を証明するための資格試験です。
全国経理教育協会(通称:全経)は、日商簿記と並んで有名な簿記資格である”全経簿記”などで知られる団体です。
また消費税法能力検定は、主に企業の経理担当者のスキルアップや、これから税理士を目指す方の入り口として実施されている資格試験です。
●2級の位置付けは?
消費税法能力検定は、1級・2級・3級の3つの級にレベルが区分されています。
今回私が受験した2級は、”これから経理や総務の仕事を始める人が取得するレベル”といった位置づけです。
二番目に難しい級なので難しい試験ではないかと思われがちですが、非常に簡単な試験です。
簿記と比較すると、”日商簿記3級よりも簡単なレベル“ですね。
消費税法能力検定2級試験の詳細
それでは早速、消費税法能力検定2級の詳細を見ていきましょう。
主催 | 公益社団法人 全国経理教育協会 |
試験地 | 全国各地 |
試験方式 | 筆記試験 |
試験日時 | 年2回。午後14:50開始。 |
受験資格 | なし |
試験時間 | 60分 |
問題数 | 未定(100点満点) |
受験料 | 2,700円 |
合格発表 | 試験後約1週間程度でWeb発表 |
消費税法能力検定2級の難易度
消費税法能力検定2級の難易度は、非常に簡単です。
納税は国民の義務であり、消費税はほとんど全ての人が毎日触れる存在です。
当然ながら、知らない人がいる訳がありません 笑。
そのため”税法”というとなんだか堅苦しいイメージがありますが、良識ある社会人であれば誰でもわかる簡単な内容となっています。
消費税法能力検定2級の合格率
消費税法能力検定2級の合格率は、およそ85〜95%です。
高い合格率からも、非常に簡単な試験である事が想像できますね!
消費税法能力検定2級の試験範囲
2級の試験範囲は、「消費税法施行規則及び消費税法基本通達のうち一般的なもの」と指定されています。
なんだか難しそうですが、
「消費税の簡単な知識があって、簡単な計算ができればOK」みたいな感じです。
消費税は、毎日誰もが触れている身近なものです。特に難しく考える必要はありません。
消費税法能力検定2級に合格する勉強方法
消費税法能力検定2級に合格するにあたって実際に私が行った勉強は、
「過去問のテキストを1周解いた」だけでした。
はっきり言って2級は、勉強する必要がありません。
小学生レベルの国語と算数が出来て、中高生レベルの税の知識があれば誰でも合格出来ます。
“消費税法能力検定2級”はなぜ簡単なの!?
消費税法能力検定が簡単に合格できるのには、明確な理由があります。
それは、「部分点の設定が甘すぎる」からです。
2級は計算ができなくても、簡単な記述箇所で部分点を取る事ができれば”合格点”に達します。
私も実際に受験したところ、誰でも受かるレベルに簡単だったので驚きました。1級から受験しなかったことを、心から後悔しています…
これで合格!消費税法能力検定2級のおすすめ参考書
①消費税法能力検定試験過去問題集 2級

消費税法能力検定2級に合格するために必要な教材は、”過去問題集1冊“のみです。
現在、消費税法能力検定試験の過去問題集は一般販売されていません。
手に入れるためには、公式サイトの通販ページから購入する必要があります。
②演習消費税法(全国経理教育協会「消費税法」テキスト)
過去問だけではどうしても不安だという方におすすめなのが、全経が出している”公式テキスト“です。
“公式テキスト”として発行されているので、当然、試験範囲を全て網羅している参考書です。
過去問をメインテキストとしながら、どうしても分からない箇所だけ公式テキストで調べるというようなスタイルが良いと思います。
●勉強しなくても受かる!?
基本的にはノー勉でも受かると思いますが、不安な方は過去問だけは買っておいた方が良いでしょう。
問題を解いて練習する必要はありませんが、部分点の得点できる箇所を覚えるためにも、是非一度読んでみることをおすすめ致します。
もしもあなたが今、税理士試験などに向けて消費税を学んでいるのであれば、改めて試験対策をする必要はありません。
“独学&一夜漬け”で合格する4つのポイント

①過去問で、部分点の得点ポイントを把握する
上記でも述べたように、消費税法能力検定2級に簡単に合格できる理由は”部分点が簡単に取れる”からです。
試験内容に特別な変更がない限りは、過去問の部分点の箇所が、そのまま次の試験でも得点ポイントとなります。
得点できる箇所を覚えてから試験に臨むことで、100%に近い確率で合格する事が可能になるのです。
②”難しい”と感じた計算問題は全て捨てる
消費税法能力検定試験は、難しいと感じた計算問題を全て捨てても、部分点を利用して合格する事が可能です。
複雑な計算問題を解くことを一度忘れて、確実に得点できる部分点のポイントを間違えないようにしましょう。
③3桁ごとのカンマを忘れないようにする
消費税法能力検定では、3桁ごとにカンマを書き込む必要があります。
そのため”カンマの打ち忘れ“には注意が必要です。
普段経理に関わっていない方だと、カンマを書く癖が付いていないこともあるでしょう。
いかに簡単な試験といえども、カンマの打ち忘れをすると不正解となってしまいます。気をつけましょう!
“消費税法能力検定2級”を取得するメリット
消費税法能力検定2級に合格するメリットには、下記のようなものがあります。
- 企業の消費税の処理について学ぶ事ができる
- 事務職の就職・転職に役立つ
消費税法能力検定2級は誰でも簡単にする事ができる資格ですが、知名度が低いため、そのことを知らない企業の人事担当者なども多いです。
日商簿記やFPなどの経理系資格と一緒に取得しておくことで、履歴書の資格欄が潤い、アピールポイントとして活かす事ができるでしょう。