こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。
今回は、今流行りのサウナの資格”サウナ・スパ健康アドバイザー“を受験しました。
非常に簡単な試験でした!
この記事では、サウナ・スパ健康アドバイザー合格までの勉強方法や資格の詳細などを書いています。
「これからサウナ・スパ健康アドバイザーを取ろう」と考えている方の参考になれば幸いです。
サウナ・スパ健康アドバイザーとは?
サウナ・スパ健康アドバイザーは、公益社団法人 日本サウナ・スパ協会が運営するサウナ・スパに関する知識を身につけるための資格です。
公式サイトでは、温浴施設の従業員や利用者が正しい知識を身につけるために作られた認定資格だと書かれていました。
マイナーな民間趣味資格ではあるものの、厚生労働省が後援している点や、全国の有名サウナ・スパ関連会社が賛助している点が特徴です。
また大手の飲料メーカーや保険会社も賛助会員に名を連ねており、サウナ・スパ業界では、最も信頼度の高い資格だと言えるでしょう。
温浴業界では「温泉ソムリエ」の資格も知名度が高いですが、温泉ソムリエは温泉、サウナ・スパ健康アドバイザーはサウナに特化した資格として区別されているようです。
●上位資格「サウナ・スパ・プロフェッショナル」
またサウナ・スパ健康アドバイザーの上位資格に、サウナ・スパ・プロフェッショナルがあります。
サウナ・スパ健康アドバイザーが一般従業員や利用者向けであるのに対して、サウナ・スパ・プロフェッショナルは施設管理者を対象としています。
サウナ・スパ・プロフェッショナルは、サウナ・スパ健康アドバイザーを取得しないと受験する事ができません。
もっと深く学びたいという方は、サウナ・スパ健康アドバイザーを取った後に、上位資格のサウナ・スパ・プロフェッショナルを目指しましょう。
サウナ・スパ健康アドバイザーを取得するメリット
サウナ・スパ健康アドバイザーを取得するメリットには、下記のようなものがあります。
- サウナ・スパの基本知識が身に付く
- 加盟サウナ施設での割引が受けられる
- サウナ好き同士で、話のネタになる
- サウナ・スパ・プロフェッショナルの受験資格が得られる
サウナ・スパの知識が身に付くと言われるものの、一般常識程度の内容なのでそこまで大きなメリットはありません。
サウナ・スパ業界への転職を考えている方にとっても、そこまで大きなメリットはないでしょう。
「サウナ好きを客観的に証明する資格・称号」として、話のネタにしたいような方が取る趣味資格ではないかと思います。
●加盟サウナ施設で割引が受けられる!
合格後に発行される資格証を対象施設に提示することで、100円〜500円程度の割引が受けられます。
ウェルビー・スカイスパ・湯らっくす・アスティルなどの名だたる有名サウナ施設が加盟しているため、割引が嬉しいサウナ好きの方も多いのではないでしょうか。
資格を自慢したい方であれば、施設の受付でドヤ顔も出来ちゃいますね 笑
サウナ・スパ健康アドバイザー試験の詳細
それでは、サウナ・スパ健康アドバイザーの試験の詳細を見ていきましょう。
主催 | 公益社団法人 日本サウナ・スパ協会 |
試験地 | 自宅(通信制試験) |
試験方式 | 筆記試験(択一式) |
試験日時 | 随時 |
試験時間 | 60分(自己申告制) |
受験資格 | なし |
受験料 | 5,000円(テキスト代,登録料込み) |
合格発表 | 試験提出後随時 |
サウナ・スパ健康アドバイザーの難易度
サウナ・スパ健康アドバイザーの難易度は、非常に簡単です。
一般的なサウナや健康に関する知識を持っている方であれば、誰でも合格する事が可能でしょう。
試験範囲である公式テキストも60ページ程度の厚さなので、2〜3時間も勉強すれば充分覚えられるでしょう。
サウナ・スパ健康アドバイザーの合格率
サウナ・スパ健康アドバイザーの合格率は、正式には公表されていません。
しかし資格サイトなどでは、90〜100%程度の高い合格率であると予測されています。
決して難しい試験では無いので、興味がある方は軽い気持ちで受験しても問題ないでしょう。
サウナ・スパ健康アドバイザーの試験範囲
サウナ・スパ健康アドバイザーの試験範囲は、「サウナ・スパ健康法」「サウナ・スパ後のボディケア」「サウナ・スパ施設内での応急手当」の3つの科目に分かれています。
①サウナ・スパ健康法
サウナ・スパ健康法の科目では、サウナと健康に関する基礎知識を学びます。
具体的には、サウナがもたらす身体への影響やサウナ用語などが含まれています。
例えば、「ロウリュの意味を答えなさい」といったような感じです。
風呂・サウナに関する一般的な健康知識があれば改めて勉強する必要はないでしょう。
②サウナ・スパ後のボディケア
サウナ・スパ後のボディケアの科目では、ツボ・指圧などのボディケアの基本知識が問われます。
経路や気などの、東洋医学の内容が大半です。
指圧などの健康法について詳しくないという方は、テキストを読んで勉強した方が良いでしょう。
③サウナ・スパ施設内での応急手当
サウナ・スパ施設内での応急手当の科目では、火傷・貧血・ぎっくり腰などの応急手当知識について学びます。
試験範囲は一般常識の範囲内で、難しい問題はありません。
サウナ・スパ健康アドバイザーの勉強方法
公式テキストだけで大丈夫!
サウナ・スパ健康アドバイザーの勉強は、試験申し込み時に一緒に届く公式テキスト一冊を覚えるだけで大丈夫です。
サウナ・スパ好きであれば誰でも知っているような一般常識や、中学生が義務教育で習うような健康知識が分かれば受かるので、改めて勉強する必要がないという方が多いでしょう。
一般常識に加えて、テキストに記載された内容を軽く覚える程度で大丈夫です。
試験申し込み前の予習や、他の教材を利用して勉強する必要もありません。
サウナ・スパ健康アドバイザーに合格するポイント
サウナ・スパ健康アドバイザーに合格するためのポイントは、
テキストをしっかり読んで覚える!
以上。
といった感じでしょうか。
非常に簡単な試験のため、多くの方は試験対策をする必要はないでしょう。
●勉強するなら”サウナ・スパ後のボディケア”の単元
一般常識で合格する事ができますが、”サウナ・スパ後のボディケア”の単元は、ツボや指圧に馴染みのない方は勉強した方が良いでしょう。
難しい問題はないので、テキストを丸暗記すれば大丈夫です。
●合格点は、正答率80%以上
試験問題は25問、80%以上の正答率で合格となります。
資格試験としてはやや高めの正答率設定ですが、非常に簡単な試験のため問題はないでしょう。
100点満点を目指さず、合格点を突破する事を目標とすれば大丈夫です。
●カンニングもできる!?
サウナ・スパ健康アドバイザーは自宅受験かつ郵送試験なので、正直カンニングする事も可能です。
また制限時間60分と定められているものの、誰かに監視される事などもありません。
合格者のブログを見ていると、テキストやWEB検索を利用して合格したという方も多いようです。
国家資格のように厳格な資格ではなく、サウナ好きがサウナ好きのために作った、あくまで自己満足程度の趣味資格である事が伺えました。
さいごに
サウナブームを受けて人気の高まっている資格ですが、正直にいって「お金を出せば誰でも取れる資格」の部類でしょう。
転職やキャリアアップとは無縁の資格なので、履歴書に書く事はあまりおすすめできません。
しかし履歴書に書くことで、面接官がサウナ好きの場合は話が盛り上がる事もあるかもしれないですね!
またサウナの時間を確保しないと仕事ができない方、家族よりもサウナが大事などといった熱狂的な方は、転職時などにはきちんと説明するべきかもしれないですね!
あくまで自己満足の資格ではありますが、「サウナーの称号」として、興味のある方は是非受験してみてください。