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“eco検定”に一夜漬け合格する勉強方法まとめ【体験記】

“eco検定”に一夜漬け合格する勉強方法まとめ【体験記】

こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。

今回は、SDGsが大きく取り上げられて注目の集まる「eco検定」を独学で受験しました。

結果、一夜漬けで一発合格!

非常に簡単な試験であるという印象を受けました。

この記事ではeco検定の詳細と、使用した参考書や勉強方法のコツなどをご紹介しています。

これからeco検定を受験する方や、独学・一夜漬けでの受験を検討している方の参考になれば幸いです。

eco検定(環境社会検定試験)とは!?

eco検定(環境社会検定試験)は、東京商工会議所が主催する環境教育の資格試験です。

世界的な環境意識の高まりに伴い、多くの国内大手企業が環境教育のツールとして利用していることで知られています。

また東京商工会議所では試験合格者を「エコピープル」に認定して、環境活動などの支援を行っています。

eco検定の位置づけ

eco検定は、企業における環境経営の推進ツールとして知られる資格です。

社員への環境教育として利用したりISO14001の内部監査員認定などを行い、企業内外への環境推進アピールとして利用されています。

個人がキャリアアップのために取得する資格とは、少し違うイメージを持った資格だと認識している方が多いでしょう。

昇給や転職の際のアピールとしては、ほとんど使えない資格だと言われています。

eco検定試験の詳細

それでは早速、eco検定の詳細を見ていきましょう。

主催東京商工会議所
試験地全国各地
試験方式多肢選択式(筆記・IBT・CBT)
試験日時随時
受験資格なし
試験時間90分
問題数90問(正答率70%で合格)
受験料5,500円
合格発表即時

eco検定の難易度

eco検定の難易度は、非常に簡単です。

中学生〜高校生レベルの環境の知識を持っていれば、誰でも簡単に合格する事ができると言われています。

ただし年配の方などは、学生時代に学んだ環境の知識と現在の環境の知識が異なる可能性があるため注意が必要でしょう。

eco検定の合格率

eco検定の合格率は、70〜75%程度で推移しています。

高い合格率からも、簡単な試験である事が分かります。

eco検定の試験範囲

eco検定の試験範囲には、地球環境に関する一般的な知識や時事問題などが含まれます。

また出題範囲は、現行の公式テキストに準ずると発表されています。

具体的には、下記のような項目が試験範囲です。

  1. 環境問題の歴史
  2. 地球の基礎知識
  3. 今地球で起きている事
  4. 地球温暖化と脱炭素社会
  5. エネルギー
  6. 生物多様性・自然共生社会
  7. 地球環境問題
  8. 循環型社会
  9. 地域環境問題
  10. 化学物質
  11. 災害・放射性物質
  12. 持続可能な社会に向けたアプローチ
  13. 各主体の役割・活動

要するに、中学生〜高校生程度で習う環境問題の知識ですね!

eco検定に合格する勉強方法

私が試験合格までにやった事は、

・公式問題集を2年分解いた(約4時間)

のみです!

タイトルでは「一夜漬け」という表現を用いていますが、実際は少し異なります。

IBT試験を午後に予約して、試験当日の早朝に公式問題集を解くだけで試験に合格することができました。

●本当に公式問題集一冊だけで受かる?

eco検定は、公式問題集一冊だけで合格する事が可能です。

他の合格者のブログなどを見ても、問題集のみで合格できたという方が非常に多いです。

私は念のためテキストも購入したものの、一度も使う事はありませんでした。

●本当に一夜漬けで受かる?

eco検定は非常に簡単な試験のため、一夜漬けでも合格することができます。

中学生〜高校生が習う環境についての知識を持っていて、時事ニュースなどをよく見ているレベルの方であれば、一夜漬けでの合格が視野に入ります。

ただし環境についての知識がほとんど無い方であれば、1週間〜1ヶ月程度の勉強時間を確保するのがおすすめです。

これで合格!eco検定のおすすめ参考書

eco検定<公式>過去・模擬問題集

eco検定に独学で合格するのに一番おすすめなのが、公式の過去・模擬問題集です。

合格者のブログなどを見ると、公式問題集一冊のみで合格している方が多いようです。

「簡単な試験らしいけど、どのくらい勉強すれば良いのか分からない」という方は、公式問題集を買って問題を解いてみることをおすすめします。

eco検定公式テキスト

eco検定公式テキストは、試験の出題範囲を網羅したとても分かりやすい参考書です。

しかし内容が多く隅から隅まで学ぶ人向けに作られているため、全てを覚えるのは大変です。

そのため、一夜漬けで短期合格を目指す方に「公式テキスト」はおすすめ出来ません。

使用する場合は、あくまでも問題集の補足程度として利用するのが良いでしょう。

環境白書

勉強時間に余裕がある方は、政府の発行している「環境白書」を合わせて読んでおくことをおすすめ致します。

時事問題では、現在注目の集まっている環境問題や概念について問われる事が多いです。

環境白書やニュースなどで話題を探ることで、より詳しい試験対策ができることでしょう。

独学・一夜漬けで合格する4つのポイント

①公式テキストを覚える必要はない!

eco検定に短期合格するにあたって、公式テキストの内容を全て覚える必要はありません

問題集や過去問を解いて繰り返し出てくる、重要な語句や概念だけを覚えれば大丈夫です。

70%以上の高い合格率からも、しっかり勉強しないと合格できない試験ではないことが伺えます。

②満点を目指さない!

eco検定は、100点満点中70点を取れば合格できます。

一般常識や日本語を読み解く力だけで解ける問題も多いので、分からない問題は適当に回答すれば大丈夫です。

一夜漬けでの合格を目指す方は、満点を目指すのではなく”合格点ギリギリ”での合格を意識しましょう。

③問題文をしっかりと読む

eco検定では、文章を読み解く「国語力」だけで答えを導き出せる問題が数問出題されます。

分からないからといって諦めず、問題文をしっかりと読み込んでみましょう。

文脈から考えたり、消去法などを使って正解が分かる事があります。

④条約・会議・宣言・年号は覚えない!

eco検定の勉強では、覚える「条約」や「会議」が多い点が難しいと感じる方が多いようです。

環境会議は世界中でたくさん開催されていて、代表的なものだけでも覚えるのが大変ですね。

これらの条約や会議、宣言やそれぞれの年号・開催場所などは全て勉強しなくても合格できます!

出題されても1・2問程度ですので、コスパが悪い科目です。

私もこれらを全く覚えずにノリで受験しましたが、無事に合格する事ができました。

eco検定を取得するメリット

eco検定を取得するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 環境問題について詳しくなれる
  • 環境問題への取組みに力を入れている企業へのアピールができる
  • 国際機関、政府、自治体などへの就職・転職に有利
  • ISO14001 内部監査員の基準になる事がある
  • 優遇制度などが受けられる事がある
  • 推薦入学などの進学に有利

eco検定を取得することで得られるメリットは、主に環境問題への社会の動きや意識の持ち方について学べる点です。

環境問題への取り組みに力を入れている企業や、国際機関・政府・自治体などへの就職・転職を考えている方にとっては、取得するメリットが大きいでしょう。

特に製造・小売・インフラ系の大企業では環境への取り組みに力を入れているところも多く、アピールできる機会も多いです。

しかしその他の一般的な企業への就職・転職においては、ほとんど役に立たない資格だと言われているので気をつけましょう。