こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。
この記事では、資格マニアや人材紹介業の記事を参考に「金融業界で活躍できる資格ランキング BEST10」をご紹介いたします。
「現在金融業界で働いている」「これから金融業界で働こうと思っている」「世界で活躍する金融マンになりたい」などという方の参考になれば幸いです。
業界で活躍できる金融資格ランキング BEST10
①弁護士
弁護士の資格を持っていると、金融業界のみならず多くの業界で活躍することができます。
金融業界では契約・トラブル・紛争をはじめとした法律の知識を必要とする業務が多く、厳格な業界でもあることからレベルの高い法務人材が求められています。
弁護士資格を持っている法務と資格を持っていない法務では、活躍できる業務の範囲が大きく異なることでしょう。
また弁護士の資格を利用して税理士の資格を取ることもできるため、法務以外の部署であっても、弁護士資格を持っていることで重宝されることが多いです。
金融業界で活躍したいという方は、弁護士の資格を取得することをおすすめいたします。
②公認会計士
公認会計士は、日本の会計系資格で最上位・最難関の資格です。
金融商品を扱う金融業界において、会計や監査の知識は必須です。
そのため金融業界の第一線で活躍している人は、必ずと言っていいほど公認会計士の資格を持っています。
日本の金融業界では学歴・職歴を重要視する傾向があるため、学歴や職歴に自信がない方にもおすすめです。
金融業界で定年まで働くことを決めているのであれば、必ず取っておきたい資格の一つですね!
③税理士
税理士は金融業界に限らず、大変人気の高い資格です。
金融業界において税務の知識は必須なので、第一線で活躍していきたいという方は公認会計士・税理士のいずれかの知識を取るべきでしょう。
税理士は公認会計士に比べて試験制度が緩いため、仕事が忙しくて勉強時間が確保できない方や、少しずつ確実に税務会計の知識を付けていきたいという方におすすめだと言われています。
④宅地建物取引士
宅地建物取引士こと宅建は金融業界の中でも、とても人気の高い資格です。
業界の中でも特に、不動産ローンや貸付けなどの業務を取り扱う銀行マンや、お金の知識を提供するファイナンシャル・プランナーに人気です。
資金の貸付を行う時に不動産の抵当権を獲得する場合や、与信管理においても最低限の不動産の知識が必要になりますね。
また金融業界から不動産業界への転職にも有効利用できるため、「できる仕事の幅を増やしたい。」と考えて宅建を取る人は多いようですね!
⑤貸金業務取引主任者
貸金業務取扱主任者は、クレジット・信販系の会社でキャリアアップを目指す方に人気の高い資格です。
貸金業を営む業者では50人に1人以上の取扱主任者を設置する必要があるため、資格保有者を優遇している企業も多いです。
難易度があまり高くない資格のため、金融業界では多くの人が持っている資格です。
また最近では仮想通貨やスマホ決済などのIT企業でも必要とされることが多いため、IT業界の中でも人気が高まってきているようですね。
⑥米国公認会計士
金融業界で国際的な活躍を目指しているのであれば、米国公認会計士が非常におすすめです。
米国公認会計士の資格は、アメリカの他に、オーストラリア・香港・ニュージーランド・カナダ・メキシコをはじめとした相互承認を結んでいる国でも同様に会計士の資格として使うことができます。
また相互承認をしていない国であっても、国際的な会計の知識を持った人物として認められて、ビジネスビザの取得が容易となるケースが多いと言われています。
米国公認会計士の資格は全て英語で行われるため、最低限の英語の知識を付けていることが前提にある点に気を付けましょう。
⑦証券アナリスト(CMA)
証券アナリスト(CMA)とは、「公益社団法人 日本証券アナリスト協会」認定の証券アナリストを指します。
国家資格ではないものの業界では大変有名な資格で、証券や投信運用を取り扱う会社でキャリアアップを目指すのであれば、必ず取得するべきだと言われている資格です。
また銀行や監査法人などでも、昇給・昇格の対象資格としていたり、従業員に取得を奨励していることが多いようです。
金融業界で出世コースを目指す人の多くが、証券アナリスト(CMA)の資格を取得しています。
⑧中小企業診断士
中小企業診断士は、経営コンサルティングにおける唯一の国家資格です。
中小企業の経営課題に対する診断や助言を行うことのできるこの資格は、中小企業と関わることの多い銀行やM&Aコンサルティングなどの分野で大変人気です。
顧客である中小企業の経営陣と話をする部署でのキャリアアップを目指すのであれば、必ず取得しておきたい資格の一つです。
会計系の資格と合わせて取得することで、プロフェッショナルとして認められる場面が多くなることでしょう。
⑨アクチュアリー
アクチュアリーは、確率や統計の知識を利用して不確定な事象を扱うプロフェッショナルであることを証明できる資格です。
金融業界の中でも、確率や統計を直接扱うことが多い保険会社や監査法人で人気が高いです。
保険商品の開発やリスク管理など、確率・統計の緻密な計算を必要とする部署は近年IT化が進んで縮小傾向にあるようです。
アクチュアリーとしての活躍を目指しているのであれば、機械学習やプログラミングなどのITの知識を付けておくと有利でしょう。
⑩FP(ファイナンシャル・プランナー)1級
FPことファイナンシャル・プランナーは、金融業界では昔から人気の高い国家資格です。
直接お客様に金融商品を提案する、銀行・証券会社・保険会社などで特に人気が高いと言われています。
非常に知名度の高い資格のため会社で取得を推進しているところも多く、金融業界ではFP2級まで持っているのが当たり前と行った風潮があります。
第一線で活躍する人材を目指すのであれば、取得難易度の高い1級を取得しておきたいところですね!