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【難しい?】”石綿作業主任者”に合格した方法まとめ

【難しい?】”石綿作業主任者”に合格した方法まとめ

こんにちは!資格マニア3年生のどどっちです。

今回は、石綿作業主任者の講習と試験を受講して資格を取得しました。

結果、一発合格!

非常に簡単な試験だと感じました。

この記事では、石綿作業主任者の資格を取得した方法や取得のコツ、体験談などを載せています。

これから石綿作業主任者を取得したいと考えている方の、参考になれば幸いです。

石綿作業主任者とは?

石綿作業主任者は、労働安全衛生法で定められている「石綿作業主任者」として働く際に必要な国家資格(技能講習)です。

「石綿作業主任者 技能講習」を修了することで資格を取得することができます。

石綿作業は、平成24年に石綿の既定製品が全面禁止されたことを受けて、労働者の健康障害を防止するために厳しく管理されています。

建築物の解体作業をはじめとして、所定の石綿等の取扱作業を行う際には作業主任者を選任する必要があり、その主任者になるために必要な資格が「石綿作業主任者」なのです。

石綿とは!?

石綿とは、アスベストの事です。

ILO(国際労働機関)及びWHO(世界保健機関)では、石綿を6種類に分類しています。

蛇紋石族と角閃石族の2つに大別され、世界で最も使用されているのは蛇紋石族の「クリソタイル」です。

近年の技術発達によって人体に影響を及ぼす事が確認され、日本では1995年から法規制が一層強化され、現在では全面的に使用・製造が禁止されています。

石綿作業主任者技能講習の詳細

主催国家(国家資格)
試験地全国の技能講習機関
試験方式学科講習・実技講習
試験日時随時
受験資格満18歳以上
受験料講習機関による
合格発表講習機関による

石綿作業主任者は原則、国から認定を受けた講習機関で受講します。

講習機関によって詳細が異なるので、自分の住んでいる場所の講習機関を探して調べましょう。

石綿作業主任者技能講習の科目(10時間)

  • 健康障害及びその予防措置に関する知識(2時間)
  • 作業環境の改善方法に関する知識(4時間)
  • 保護具に関する知識(2時間)
  • 関係法令(2時間)

石綿作業主任者は、学科講習のみで取る事ができます。

合計10時間の講習を、2日間で受けることが多いです。

また講習の終了後には修了試験があり、修了試験に合格しないと修了証を受け取る事ができません

石綿作業主任者の難易度

石綿作業主任者の難易度は、非常に簡単です。

講習を受けて修了試験に合格することができれば、誰でも資格を取得することができます。

石綿作業主任者の合格率

石綿作業主任者の合格率は、100%にほど近いとされています。

建設業や解体業が未経験の方でも、講習をきちんと受講すれば誰でも合格できます。

資格サイトなどでは、90〜95%程度の合格率だとしているところが多いです。

石綿作業主任者の講習に落ちた人はいる?

ほとんどの方は合格できますが、講習を真面目に受講していない方など、一部の方は試験に落ちることもあるようです。

しかしネットの意見などを見ると、多くの講習機関では、講習で試験に出るポイントを話してくれたりします。

講習に落ちる人が増えると、合格できない講習機関だという噂が立ってしまうため、難易度を低く設定しているところが多いようですね。

筆者が受講した際には、約100人のうち3,4人ほどが修了試験に落ちていました。

これで合格!石綿作業主任者に合格するポイント

①講習を真面目に聞く

石綿作業主任者の講習では、最後に必ず修了試験が行われます。

試験に落ちてしまう方の多くが、「講義をもっと真面目に聞けばよかった」と後悔しているようです。

多くの講習所では試験不合格者を出さないために分かりやすく説明を行なっているため、勉強が苦手な方でも真面目に話さえ聞けば合格できるでしょう。

②ポイントを絞って覚える

石綿作業主任者のテキストは分厚く、試験範囲はとても広いです。

そのため、2日間で全てを暗記することは難しいでしょう。

事前調査や呼吸用保護具などといった、修了試験に出題されやすいポイントに絞って覚えることで、試験に合格する事ができます。

講師の話しているポイントをきちんと抑えておけば、問題ないでしょう。

③予習なしで参加しても大丈夫

石綿作業主任者の講習は、予習などをせずに受けても十分に合格する事が可能です。

筆者も事前知識ゼロの状態で受講しましたが、無事に資格を取得する事ができました。

どうしても勉強に自信がないという方は、テキストを先に購入して予習をしていくと良いでしょう。

④自分に合った講習機関を選ぶ

石綿作業主任者の講習に合格するポイントとして、自分に合った講習機関を選ぶ事が挙げられます。

朝早くから講習を行うところが多いため、早起きに自信のない方は、自宅から近い講習機関を選ぶのが良いでしょう。

また職場の先輩やネットの情報を参考に、評判の良い講習機関を選ぶのがおすすめです。

石綿作業主任者を取得するメリット

石綿作業主任者を取得するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 石綿作業主任者になる事ができる
  • 昇給やキャリアアップができる

石綿作業主任者は、主に建築業や解体業などでキャリアアップを目指す方であれば、必ず取るべき資格です。

技能講習で誰でも取れる資格ではあるものの、必置資格のため需要がとても多いです。

また「主任者」にはならず作業員として働くだけの場合は、特別教育を受講すれば作業に従事する事が可能です。

石綿の使用が禁止されて間もないので、2050年頃までは求められることの多い資格だと言われています。