こんにちは!資格マニア3年生のどどっちです。
今回は、昨今SDGsで注目の集まっている銀行業務検定の「サステナブル経営サポート」を受験しました。
結果、独学・一夜漬けで一発合格!
非常に簡単な資格だという印象を受けました。
この記事では、銀行業務検定の”サステナブル経営サポート”に独学・一夜漬けで合格したコツや勉強方法などをご紹介しています。
これからサステナブル経営サポートを取ろうと考えている方の、参考になれば幸いです。
銀行業務検定 サステナブル経営サポートとは?
銀行業務検定 サステナブル経営サポートは、金融機関の職員が取引先のサステナビリティを推進するために必要な基本知識を証明するための資格です。
銀行業務検定は、1967年に設立された銀行業務検定協会が実施する金融系の資格試験で、銀行業務の能力について証明する資格として最も有名な資格です。
一般的には、日本国内の銀行員がキャリアアップのために取得する試験として広く知られています。
●サステナブル経営サポート試験の位置づけ
銀行業務検定 サステナブル経営サポートは、数ある銀行業務検定の科目の中でも比較的新しい試験で、人気が高まっています。
2015年に国連サミットでSDGsが採択されて、サステナビリティへの取り組みが注目を集めているためです。
グリーンボンドやサステナビリティボンドなどといった環境系の金融商品も新しく誕生しているため、資格を取得することでビジネスに繋がる機会も増えることでしょう。
銀行業務検定 サステナブル経営サポートの詳細
それでは早速、サステナブル経営サポートの詳細を見ていきましょう。
主催 | 銀行業務検定教会 |
試験地 | 全国のCBT試験会場 |
試験方式 | CBT試験(ネット方式) |
試験日時 | 随時 |
受験資格 | なし |
試験時間 | 60分 |
問題数 | 50問(択一式) |
合格基準 | 正答率70%以上で合格 |
受験料 | 4,950円 |
合格発表 | 受験直後すぐ |
サステナブル経営サポートの試験は、CBT方式での受験が可能です。
そのため、全国のCBT受験会場でいつでも受験する事が可能です。
銀行業務検定 サステナブル経営サポートの難易度
銀行業務検定 サステナブル経営サポートの難易度は、非常に簡単です。
銀行員ではなく、SDGsについてもほとんど知らない筆者でも、独学・一夜漬けで一発合格する事ができました。
SDGsの基礎知識を付けたり、意識を高めるための研修的な立ち位置の試験であって、業務に必要な知識をゴリゴリ学ぶような資格ではないようです。
銀行業務検定 サステナブル経営サポートの合格率
銀行業務検定 サステナブル経営サポートは始まったばかりの試験だということもあって、2022年9月現在、合格率は未だ公表されていないようです。
しかし資格サイトや受験者のブログなどによると、合格率は80%程度ではないかと予測されています。
銀行業務検定の複数科目に合格している資格マニアの筆者も、70〜80%程度の高い合格率なのではないかと感じました!
銀行業務検定 サステナブル経営サポートの試験範囲
サステナブル経営サポートの試験範囲は、大きく2つの単元に分かれています。
1.サステナビリティ経営支援の基礎知識
サステナビリティ経営支援の基礎知識の科目では、その名前の通り基礎知識を学びます。
基礎知識では、ESG投資・SDGコンパス・2030アジェンダなどをはじめとした、用語の知識を中心に学びます。
インパクトファイナンスやダイバーシティ経営、バックキャスティングなどの基本的な考え方を身につけることで、取引先とサステナビリィについて会話ができるレベルになることでしょう。
2.取引先のサステナビリティ課題の解決
取引先のサステナビリティ課題の解決の科目では、主に経営者との対話に関する、金融職員としての知識や思想を学びます。
また金融職員としてのサステナビリティ支援のあり方や金融包摂など、これからの金融機関に欠かせないサステナビリティの知識を問われ生ます。
金融職員として、サステナビリティに関する基本的な考え方や、取引先との対話方法をしっかりと学びましょう。
銀行業務検定 サステナブル経営サポートに合格する勉強方法
筆者が実際に銀行業務検定 サステナブル経営サポートに合格するために行った勉強は、
「公式の対策問題集を2周読んだ(約3時間)」
のみでした。
銀行員ではない筆者でも、独学・一夜漬けで合格する事ができました。
普段からニュースなどを見ていて一般常識レベルの理解がある方であれば、ほとんど勉強をする事なく合格できる事でしょう。
「SDGsって何?」というレベルからはじめても、1週間程度の勉強で十分に合格できるのではないかと思います。
サステナブル経営サポートは、原則独学
サステナブル経営サポートは比較的新しい試験だということもあって、資格スクールなどはほとんどありません。
そのため多くの方が、公式の対策問題集のみを利用して、独学で勉強しています。
特別に資格スクールなどに入らないでも、十分に合格することができるでしょう。
サステナブル経営サポートは、一夜漬けでOK!
サステナブル経営サポートは、一夜漬けの勉強でも十分に合格する事ができます。
公式テキストに相当する「対策問題集」はページ数が少なく、1日あれば十分暗記する事が可能です。
勉強が苦手な方でも、1週間も勉強すれば十分なのではないでしょうか。
銀行業務検定 サステナブル経営サポートに合格するコツ
銀行業務検定 サステナブル経営サポートに合格するためのコツをご紹介いたします。
①満点を目指さない
サステナブル経営サポートの試験は、70%の問題に正解すれば合格することができます。
そのため、試験範囲の全てを完璧に仕上げなくても、7割程度の理解があれば合格が可能です。
実際に筆者が合格した際も、知らない単語が複数個ある状態でした。
見切り発車の状態で試験を受験しても、ノリと勢いで合格する事ができると思います。
②覚えられない単語・略語は捨てる!
サステナブル経営サポートの試験では、日頃聞きなれないような単語について、たくさん出題されます。
特にUNGC・CSR・TCFD・TNFDなど、アルファベットを利用した略語が覚えられないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、覚えられないと感じた単語・略語は全て捨ててしまって問題ありません。
サステナブル経営サポートの試験は3択問題で、かつ前後の文脈などから国語力で正解を導き出す事が可能な問題も多いためです。
③分からなくても、適当に答えておく
サステナブル経営サポートの試験は3択問題なので、全く考えずに解答をした場合でも、3分の1の確率で正解する事が可能です。
そのため分からない問題があっても、解答欄のどこかにチェックを入れておきましょう。
たまたま正解になる事も、結構ありますね!
銀行業務検定 サステナブル経営サポートを取得するメリット
銀行業務検定 サステナブル経営サポートを取得するメリットには、下記のようなものがあります。
- キャリアアップができる
- SDGsやESGについて詳しくなれる
- サステナビリティについての意識を高められる
銀行業務検定 サステナブル経営サポートは、金融職員などのキャリアアップに有効な資格です。
SDGsについて社会的に注目が集まっているため、これから徐々に注目が集まる資格となっていくのではないでしょうか。
またグリーンローンやグリーンボンドなどといったSDGs関係の金融商品について学ぶことができるため、興味がある投資家や経理関係者などにもお勧めの資格です。