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“証券外務員一種”に独学で受かるおすすめ参考書【合格体験記】

“証券外務員一種”に独学で受かるおすすめ参考書【合格体験記】

みなさんこんにちは!

証券外務員一種試験 合格者のどどっちです。

“証券外務員二種”の合格から約4ヵ月を経て、「1種も取りたい!」という思いが強くなり、独学で受験しました。

受験した感想は、

超簡単!でしたw

証券外務員二種に合格している方であれば、一種の試験は独学にて、一夜漬け程度の勉強時間で合格できます。

証券外務員の試験は、1種・2種ともに合格率も高く、開催回数も多いので、取得しやすい資格の一つだと思います。

今回は、証券外務員一種試験の詳細と、使用した参考書や勉強のコツなどをご紹介していきたいと思います。

“証券外務員一種試験”の詳細

それでは早速、詳細を見ていきましょう。

主催日本証券業協会
試験地全国のプロメトリック会場
試験方式パソコンを利用したCBT試験
試験日時平日随時(月〜金)
受験資格なし
試験時間2時間40分(160分)
問題数100問(◯×形式70問、五肢選択方式30問)
受験料9,880円(2020/4/1現在)
合格発表当日受験直後

証券外務員試験の特徴は、なんと言っても「平日随時」開催している点です。

不合格の場合、受験制限日数が30日間あるものの、合格するまで自分のタイミングで何度も受験することができるのです。

“証券外務員一種試験”の試験範囲

証券外務員一種の試験範囲は、二種の範囲とあまり大きく変わりません。

追加される単元は、デリバディブ取引のみです。

デリバディブ取引の範囲には、信用取引オプション取引先物取引などが含まれます。

アービトラージやストラドルなど、トレーダーの方であれば、テンションが上がりそうな内容が多く含まれます。

【試験範囲】

●法令・諸規則

  • 金融商品取引法及び関係法令
  • 金融商品の勧誘・販売に関係する法律
  • 協会定款・諸規則
  • 取引所定款・諸規則

●商品業務

  • 株式業務
  • 債券業務
  • 投資信託及び投資法人に関する業務
  • 付随業務
  • デリバティブ取引(*一種外務員資格試験のみに含まれる範囲)

●関連科目

  • 証券市場の基礎知識
  • 株式会社法概論
  • 経済・金融・財政の常識
  • 財務諸表と企業分析
  • 証券税制
  • セールス業務

上記が、発表されている試験範囲です。

“証券外務員一種試験”の合格率

証券外務員一種試験の合格率は、

2019年が67.6%、2018年が66.1%です。

他の公的資格と比べると、かなり高い合格率。”2人に1人以上”が合格している試験なので、あまり難しく考える必要はないですね!

難易度は、低いです!

“証券外務員一種試験”合格までにやったこと

証券外務員試験受験結果通知

私の場合、試験合格までにした勉強は、

テキストの読みこみ(5時間)

問題集を解く(8時間)

の2つです。

合計13時間。

独学一夜漬けで合格することができました!

●一夜漬けで大丈夫なの?

一般的な経済や金融の知識を身につけている方であれば、一夜漬けでも”簡単”に合格することができるでしょう。

株式投資やFXトレードを勉強している方なら、おそらく”ノー勉”でも受かります。

計算問題なども出題されますが、中学生レベルの四則演算が出来れば解くことができるので、問題集を軽く見ておく程度で大丈夫です。

「経済や金融は苦手!」という方であれば、当然ながら一夜漬けでは難しいかもしれないですね。

私個人としては、あまり時間をかけずに、短期集中勝負がおすすめです!

“証券外務員1種試験”におすすめの参考書

私が実際に、独学・一夜漬けでの試験合格までに利用した、参考書問題集をご紹介いたします。

うかる!証券外務員一種必修テキスト

私がテキストに利用したのは、日本経済新聞出版社の「うかる!証券外務員一種必修テキスト」です。

“二種試験合格”の時も、こちらのシリーズにお世話になりました。

中身がとても見やすく、単元ごとに重要なポイントのみを勉強できます。

超おすすめ!

うかる!証券外務員一種必修問題集

問題集は、テキストと同シリーズの「うかる!証券外務員一種必修問題集」を使いました。

神問題集!です。

問題集を解いた直後に試験を受験したところ、同じような問題がたくさん出題されたため、正直驚きました。

証券外務員試験は、ほぼ毎日開催されているため、出題傾向なども簡単に分析することができるのでしょうね。

おすすめです。

“独学&一夜漬け”で合格する4つのポイント

私が試験に合格して感じた、4つの合格のポイントをご紹介します。

①満点を目指さない

試験の合格は、満点は目指す必要はありません。

苦手な箇所は、飛ばしましょう。

②倫理系の問題は、対策しない

証券外務員一種の試験では、一般常識の”倫理や道徳”を問う問題が出題されます。

例えば、「外務員は、顧客に適切なアドバイスをするべきか?」といった感じの問題です。

こういった問題が、意外にも多く出題されるのです。

倫理や道徳を問うような問題は、おそらく対策しなくても得点できます!

③一般常識問題は、対策しない

経済や金融などの一般常識を問われる問題は、特に対策する必要はありません。

試験範囲には”インフレ・デフレ”などの、中高生の授業で学ぶような一般常識問題が含まれています。

一般常識問題は、誰でも得点できます!

しかし当然ながら、忘れているのであれば復習が必要です。

④信用取引の問題は、あまり重要視しない

一種の試験では、二種の試験範囲に含まれていない、デリバディブや先物、オプションなどの問題が多く出されると思いがちです。

しかし、多くの問題は二種と同じ試験範囲から出題されます。

比較的簡単な、二種の試験範囲で得点していくことで、合格できます!

以上の4つが、私が感じたポイントです。

一夜漬けで合格するために最も重要なポイントは、①満点を目指さないこと。だと思います。

証券外務員1種を取得するメリット

“証券外務員一種試験”に合格するメリットは、

・金融業界への就職・転職に有利

・金融業界以外の就職・転職で目立てる

・金融や経済の知識を学ぶことができる

といったところでしょうか。

試験に合格しても、金融機関に”登録”を行わなければ、外務員の業務を行うことはできないです。

そのため、金融業界で働く予定のない方にとっては、取得するメリットはあまりないでしょう。

【最後に】一種と二種で、どちらから受験するか迷ったら、迷わず一種です

証券外務員の一種と二種で、どちらの試験を受けるか迷ったら、絶対に一種の試験を最初から受けた方がいいです。

私が実際に、一種と二種の試験を両方とも受験して合格しました。

正直、試験の内容がそこまで大きく変わらないと思いました。

初めから一種を取らなかったことを、とても後悔しています!

「いきなり一種を受けるのは不安だ…」と思い、二種から受験したため、時間と受験料を無駄にしてしまいました。

もし、一種と二種のどちらから受けるべきか迷っている方がいたら、初めから一種試験を受験することをおすすめします!