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“防犯設備士”に一夜漬け合格した方法まとめ【資格】

“防犯設備士”に一夜漬け合格した方法まとめ【資格】

こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。

今回は、警備業や防犯カメラ業界で有名な”防犯設備士“の試験を受けてみました。

結果、一夜漬けで一発合格!

非常に簡単な資格だという印象を受けました。

この記事では、防犯設備士に一夜漬けで合格した勉強方法や、取得のコツなどをご紹介しています。

これから防犯設備士を受験しようと考えている方の、参考になれば幸いです。

防犯設備士とは?

防犯設備士は、公益社団法人 日本設備協会が運営する防犯の専門資格です。

元々は国家資格だった防犯設備士の資格は、1996年から独立して民間資格になっています。

民間資格という位置づけながらも、公益社団法人 日本設備協会は警視庁が指導する組織のため、実態は公的な要素の強い資格です。

警察や地方公共団体と連携しながら地域の防犯を守る、セキュリティのプロフェッショナル資格ですね。

上位資格「総合防犯設備士」

防犯設備士の上位資格には、”総合防犯設備士“があります。

防犯設備士の資格を取った後、6年以上の実務経験を積むことで試験に挑戦できます。

総合防犯設備士は、資格取得者が少ないため持っているとかなり重宝できることでしょう。

防犯設備士で活躍できる仕事

警備業界

警備業界では、防犯設備士の資格を求められることが多いです。

設備の警備を行うにあたって、防犯設備機器や防犯設計の知識は欠かせません。

また防犯設備士の資格は、3年以内による刑の執行歴がないことや暴力団員でないことの証拠にもなり、信頼度が上がります。

防犯設備士の資格を持っていると、活躍できる機会がとても多くなることでしょう。

防犯設備業界

防犯設備業界では、防犯設備士の資格取得を推奨している企業が多いです。

特に防犯カメラ・警報設備・鍵などを取り扱う会社では、多くの人が資格を取得しているようです。

機器の営業しか行わない場合であっても、名刺などに記載できるので信頼度がアップすることでしょう。

資格手当の出る会社も多いですね!

電気工事業界

電気工事業界は、防犯設備士の求人数が最も多い業界です。

その理由は、防犯カメラや警報機を行う際に、電気工事士の資格が必要になることが多いためです。

防犯設備士の資格だけを持っていても、電気工事士や消防設備士の資格がないと工事に携われないというケースも多いです。

そのため防犯設備工事は、電気工事業者が行うことが多くなっています。

その他

その他にも、ビル管理・建築など防犯設備士の資格で活躍できる仕事はたくさんあります。

また企業の総務部やシステム部などでは、監視カメラや入退室管理などに携わることも多いため、防犯設備士の資格を持っていると重宝されることでしょう。

防犯対策は日本全国どこでも必要なので、持っていると何かと便利な資格だと言われています。

防犯設備士試験の詳細

主催
試験地全国のCBT試験会場
試験方式CBT試験(ネット方式)
試験日時随時(受験会場による)
受験資格欠格事由にあたらないこと
試験時間110分
問題数40問
合格基準100点満点中60点以上

防犯設備士の難易度

防犯設備士の難易度は、非常に簡単です。

真面目に養成講習を受講してテキストを読んだ方であれば、原則落ちることはないでしょう。

合格者のブログなどを見ても、難しいと感じた方はほとんどいない事が伺えます。

防犯設備士の合格率

防犯設備士試験の合格率は、70〜80%程度で推移しています。

合格率が高い理由は、養成講習の受講が義務付けられているためです。

試験の仕組み上、養成講習を受講してすぐに試験を受験する方が多いため、合格率が高いです。

防犯設備士に一夜漬け合格する勉強方法

私が実際に試験に一夜漬け合格するまでに行った事は、

オンライン講習を5時間で一気に見て、過去問を一周解いた。

のみです。

オンライン養成講習は2倍速での視聴が可能なので、2倍速で見たら5時間くらいで終わりました。

講習を受講後すぐに過去問を解いてみたところ、とても難しいと感じます。

講習を受講した後に、テキストや過去問を利用して試験対策をする必要があるでしょう。

過去問は購入するべき!

合格者のブログなどを見たところ、9割くらいの方が”過去問を購入するべき“だと書いていました。

2年分買うのをおすすめしている方が多いですが、私は1年分だけ購入しました。

実際に試験を受験してみて、過去問をやっていなければ試験に落ちていたと感じています。

過去問を購入するのはお金がもったいないと感じている方も多いようですが、原則買った方が良いでしょう。

防犯設備士に一夜漬け合格するための3つのポイント

①捨て科目は、”防犯の基礎”と”施工・維持管理”

防犯設備士の試験で捨て科目を作るのであれば、”防犯の基礎“と”施工・維持管理“がおすすめです。

こちらの2科目は、一般常識や国語力だけで正解を導き出すことができる簡単な科目です。

そのため、勉強をしないで試験に臨んでも大きな問題はないでしょう。

“施工・維持管理”で出題される、電気工事士や防犯設備士などの業務範囲だけは、高確率で出題されるため覚えておいた方がいいですね。

②設備の系統図は捨ててもO K

一夜漬け合格を目指す場合、設備の系統図や図記号を覚えるのはなかなか難しいでしょう。

系統図や図記号の問題は出題されない可能性もあって勉強のコスパが悪いため、捨ててしまっても問題ありません。

また系統図は協会独自のものであって、実際の工事現場などでは使われないことの方が多いでしょう。

系統図と図記号を捨てることで、勉強時間に余裕が生まれます。

③満点を目指さない

防犯設備士の試験は、60%以上の正答率で合格となります。

また50%くらいは誰でも知っているような簡単な問題が出題されるため、試験対策が間に合わなくても問題ありません。

そのため、勉強の完成度が30〜50%程度でも合格できたという意見が多いようです。

満点を目指そうとはせず、最低点でもいいので合格を目指しましょう。

防犯設備士を取得するメリット

防犯設備士の資格を取得するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 就職・転職に有利
  • 名刺やホームページに記載できる
  • キャリアアップや資格手当を狙える
  • 防犯設備に詳しくなれる
  • 自分の身を守るためにも役に立つ

防犯設備のプロフェッショナルであることを証明できる防犯設備士の資格は、就職・転職で役に立つことが多いです。

特に防犯設備の販売や工事を手掛ける会社や、警備業界、電気工事業界では活躍できること間違いなしでしょう。

防犯設備士資格の保有者に資格手当を付ける会社も多く、キャリアアップにも役立ちます。

また自分の住む家を決める際の防犯基準や、自宅の防犯設備について詳しくなれるのもメリットですね。

何かと使える資格のため、時間に余裕のある方はぜひ取ってみることをおすすめ致します。