こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。
今回は、免許制度の法改正によって注目が集まっているドローンの資格「ドローン操縦士検定 3級」を取得しました。
数ある国土交通省認定の講習団体の中から”ドローン操縦士検定”を選んだ理由は、コスパが最強と多くのブログで紹介されていたからです。
検定を2級、1級と取り進める必要はあるものの、何十万円,何百万円もするドローン講習所が多い中で、非常にコスパが良く良心的な資格でした。
この記事では、ドローン操縦士検定3級を取得するコツや勉強方法などを紹介しています。
これからドローンの資格を取ろうと考えている方の、参考になれば幸いです。
ドローン操縦士検定とは?
ドローン操縦士検定は、一般社団法人 日本ドローン操縦士協会が運営するドローン操縦の知識・技能を身につけるための資格です。
多くのドローン講習所は、実際に講師と一緒にドローンを飛ばして練習する教習所方式です。
対してドローン操縦士検定は、飛行訓練から座学、テストまでの全てを自宅で完結できる点が特徴的です。
全てが自宅で完結するスタイルでありながら、国土交通省から認定を受けた講習団体として指定を受けている点が素晴らしいですね。
ドローンの資格が欲しいけど、講習所に通うのは面倒臭い・家で勉強したい、と言う方におすすめです。
●3級の位置づけ
ドローン操縦士検定は、1級・2級・3級の3つの級に分かれています。
中でも3級は、「これからドローンを始めてみたい」という方がまず初めに受験する級です。
2級との大きな違いは、飛行訓練の記録を提出する必要がない点です。
つまりドローンを持っていなくても、ドローンを飛ばした事が無くても、講習を受けて修了試験に受かれば合格する事が可能です。
ドローン操縦士検定3級の詳細
それでは、ドローン操縦士検定3級の詳細を見ていきましょう。
主催 | 一般社団法人 日本ドローン操縦士協会 |
試験地 | 自宅(通信制試験) |
試験方式 | 筆記試験(択一式・記述式) |
試験日時 | 随時 |
試験時間 | 80分(自己申告制) |
受験資格 | なし |
受験料 | 5,280円(テキスト代,講習料込み) |
合格発表 | 試験提出後14日以内 |
ドローン操縦士検定3級は、講習から試験まで、全てが自宅で完結する資格試験です。
●試験は、テキストを見てもOK!?
3級の試験では、試験中にテキストを見ながら回答してもOKとされています。
スマホやパソコンの使用は禁止されているものの、自宅受験で監視もないので正直利用してもバレないでしょう。
テキストを見れば合格できる試験内容になっているため、よほどの事がない限り、試験に落ちることはないと言われています。
ドローン操縦士検定3級の試験範囲
ドローン操縦士検定3級の難易度
ドローン操縦士検定3級の難易度は、非常に簡単です。
3級では、ドローンの飛行訓練の実績を提出する必要がありません。また、自宅でテキストを見ながら試験問題に回答する事が可能です。
そういった試験の方式からも、非常に簡単な試験である事が伺えます。
ドローン操縦士検定3級の合格率
ドローン操縦士検定3級の合格率は、正式には公表されていません。
しかし自宅でテキストを見ながら受験できる点や内容を考慮すると、100%にほど近い合格率であると予想されます。
“検定”という名前が付いているものの、試験というよりは講習で取れるタイプの資格ですね!
ドローン操縦士検定3級に合格する3つのポイント
①試験は、テキストを見ながら回答する
ドローン操縦士検定では、テキストを見ながら試験問題に解答することをOKだとしています。
試験問題は原則、テキストを見れば正解できる内容になっています。
試験に合格したい方は、「俺はテキストを見ないでやる!」などといった意地を張らずにテキストをフル活用しましょう!
②とにかくテキストを理解するのが最優先!
ドローン操縦士検定には、30時間以上のオンライン授業動画が付いてきます。
しかし授業の内容は、ほとんど全てがテキストに書いてある内容です。
また試験は、テキストに記載された内容から出題されます。
授業を全て覚えていなくても、テキストに書いてある内容が理解できれば合格できることでしょう。
③漢字やスペルのミスに注意
試験は、記述式の問題もあって地味に大変です。
中でも気をつけなくてはいけないのが、漢字などの記載ミスでしょう。
書き間違いは減点扱いではなく、不正解扱いだとされています。
試験の最後に、記載ミス・スペルミスがないかどうかを再度チェックした方が良いでしょう。
ドローン操縦士検定3級を取得するメリット
ドローン操縦士検定3級を取得するメリットには、次のようなものがあります。
①2級の受験資格が得られる
ドローン操縦士検定3級に合格すると、2級の受験資格が得られます。
また3級を受験する方の多くは、3級→2級→1級という具合に取り進めるために受験している方です。
最終目標は1級であり、1級を受験するために2級、2級のために3級を受験すると言っても、過言ではありません。
②ドローンの基礎知識が勉強できる
ドローンを飛ばして良い場所といけない場所や飛行の申請方法、操縦の基本知識など、ドローンの基本を一通り学ぶ事ができます。
ドローン操縦士検定では、受験料約5,000円の中にオンライン授業や、テキスト6冊が含まれて勉強する事もできます。
ドローン 操縦士検定3級に合格することで、遊びでドローンを飛ばしてみたいという方に必要な知識を身につける事ができるでしょう。
③就職・転職で有利
ドローン操縦士検定3級は、特別にすごい資格ではないものの、就職・転職の際にアピールポイントとして利用できる事があります。
専門的なドローンの事業を行っている会社では役に立たないと言われていますが、映像製作会社やドローンを売っている小売店などでは、ドローンに興味があることを証明する資格として使えます。
あくまで民間資格の3級という事もあって、特別に大きなメリットがあるわけではないでしょう。
さいごに
ドローン操縦士検定3級は、あくまでも2級・1級と講習を進めるための登竜門的な資格です。
3級から1級までの全ての資格を取得してはじめて、ドローンの講習を終えたと考えるべきでしょう。
私も、次は2級の試験を取得したいと思います!