こんにちは!資格マニア3年生のどどっちです。
今回は、NTTコミュニケーションズが運営するITの基礎知識試験「ドットコムマスター ・ベーシック」を受験しました。
結果、独学・一夜漬けで一発合格!
非常に簡単な試験であるという印象を受けました。
この記事では、ドットコムマスター ・ベーシックに一夜漬けで合格した勉強方法や取得のコツなどをご紹介しています。
これからドットコムマスター ・ベーシックを受験する方の、参考になれば幸いです。
ドットコムマスターとは?
ドットコムマスター(.com Master)とは、NTTコミュニケーションズが主催する、ITCの知識を証明するための資格です。
NTTが運営している資格だという事もあって、2001年の運営開始から人気の高いIT資格として知られています。
民間資格ではあるものの、公的資格と並んで信ぴょう性の高いベンダーフリーな認定資格の一つだとされています。
●ベーシック試験の位置づけ
ドットコムマスターの資格は、ベーシック・アドバンス★(シングルスター)・アドバンス★★(ダブルスター)の3つの試験に分かれています。
中でもベーシックは、初心者むけの一番簡単な入門試験です。
アドバンスとの違いは、問題の難易度です。
ICTの基礎を学びたい方や、これからアドバンス資格を目指す方の登竜門的なポジションの資格ですね!
ドットコムマスター ・ベーシック試験の詳細
それでは早速、ドットコムマスター ・ベーシック試験の詳細を見ていきましょう。
主催 | NTTコミュニケーションズ |
試験地 | 全国の試験センター,自宅(IBT) |
試験方式 | 4肢択一式 |
試験日時 | 随時 |
受験資格 | なし |
試験時間 | 45分 |
問題数 | 50問 |
合格基準 | 70点以上(100点満点) |
受験料 | 4,400円 |
合格発表 | 随時 |
ドットコムマスター ・ベーシックはIBT方式で受験ができるため、いつでも自宅から受験できる点が特徴です。
ドットコムマスター ・ベーシックの難易度
ドットコムマスター ・ベーシックの難易度は、非常に簡単です。
同じようなITスキルの総合知識を問われる試験で例えると、国家試験の「ITパスポート」よりもやや低めの難易度です。
監督なしで自宅受験ができるIBT試験で受験ができる点も、難易度を下げていると言えるでしょう。
ドットコムマスター ・ベーシックの合格率
ドットコムマスター ・ベーシックの合格率は、正式には現在公表されていません。
しかし旧検定試験の情報などから、60〜70%程度の合格率であると予想している資格サイトが多いです。
資格マニアの筆者が実際に受験した感じでは、70〜80%程度の高い合格率なのではないかと思いました。
ドットコムマスター ・ベーシックの勉強時間
ドットコムマスター ・ベーシックの勉強時間は、1ヶ月程度としている資格サイトが多いようです。
しかしこれはIT未経験者・初心者の場合であって、既にIT業界で経験のある方や学校で学んでいる方であれば、3日も勉強すれば十分でしょう。
またITパスポートや基本情報技術者の試験に合格している方であれば、ノー勉で合格できる内容だと感じました。
ドットコムマスター ・ベーシックの試験範囲
ドットコムマスター・ベーシックの試験範囲は、「①インターネットの利用、②情報機器の使いこなし、③インターネット利用のための技術とモラル、④インターネットをとりまく法律」の4つの分野に分かれています。
また試験範囲は、最新の公式テキストに準拠しています。
「Wi-Fiの規格は?」「Twitterとは何か?」などと言った、ITスキルの超初歩的な内容が問われます。
試験範囲の定義が曖昧で時事問題も多く含まれるため、最新の公式テキストを利用して試験範囲を確認しましょう。
ドットコムマスター ・ベーシックに独学・一夜漬けで一発合格する勉強方法
私が実際に独学・一夜漬けで合格するまでに行った勉強は、「30分程度、テキストを軽く読んだ」くらいです。
正直、ほとんどノー勉の状態だと言っても過言ではありません。
一応テキストを買ってはみたものの、ほとんど使わないまま試験を受けても合格できました。
一般常識を兼ね備えている方であれば、特に改めて勉強をする必要はないのではないかと感じる内容です。
実際に他の合格者のブログなどを読んでも、ノー勉で受験している方も多いようですね。
IT初心者の学生などであれば、公式テキストを用いて一から勉強するのがいいでしょう。
これで合格!ドットコムマスター ・ベーシックのおすすめ参考書
一般常識を兼ね備えている多くの方はノー勉で合格できるため、参考書を買うのはお金の無駄になってしまう可能性が高いです。
あえて試験対策をするのであれば、こちらの参考書をおすすめ致します。
インターネット検定 .com Master BASIC 公式テキスト
ドットコムマスター ・ベーシックで最もおすすめの参考書は、公式テキストだと言われています。
ドットコムマスター ・ベーシックは浅く広くのIT基礎知識が問われていて、時事的な要素も多いため対策が難しいです。
勉強するのであれば、試験運営元がおすすめしている最新の公式テキストを利用するのがおすすめです。
【無料】インターネット検定 .com Master BASIC 「一問一答」問題
また公式サイトでは、問題集の無料PDFが配布されています。
過去問や問題集を解いてみたいという方は、無料のPDFがおすすめです。
様々な出版社から対策本や問題集が出版されていますが、無料でGETできるため、公式の無料PDFを用いて勉強するのが良いでしょう。
実際に出題される問題と、とても良く似た問題が収録されています。
ドットコムマスター ・ベーシックに一夜漬けで合格するコツ
①とりあえず受けてみる
ドットコムマスター ・ベーシックは、IT初心者向けの非常に簡単な試験です。
一般的なITの基礎リテラシーを持っている方であれば、ノー勉でも十分に合格する事が可能です。
また試験に落ちても、すぐに再受験をする事が可能です。
「とりあえず受けてみて、落ちたらまた受ければいいか。」くらいの軽い気持ちでまずは一度、受験してみましょう。
②分からない問題は、とりあえず適当に解答する
ドットコムマスター ・ベーシックは、選択式・択一式の問題のみが出題されます。
分からない問題が出題された際は、とりあえず適当に選択欄にチェックを入れて次の問題に進みましょう。
あとで時間が余った場合に、ゆっくりと考えればいいでしょう。
また適当に解答した場合でも、4分の1の確率で正解する事ができます。
③ポイントを絞って勉強する
ドットコムマスター ・ベーシックは、非常に簡単です。
公式テキストの試験範囲を見ても「6割〜8割程度の内容は既に知っている」という方が多いのではないでしょうか。
そのため一夜漬けで合格を目指す場合は、公式テキストを見て、分からないポイントだけに要点を絞って勉強しましょう。
既に知っているような内容は、勢いと勘だけでも正解できるでしょう。
ドットコムマスター ・ベーシックを取得するメリット
ドットコムマスター ・ベーシックを取得するメリットには、下記のようなものがあります。
- ICTの基礎知識を身につける事ができる
- 名刺やHPにロゴを掲載できる
- 学校によって、単位認定などされる場合がある
- 大学の推薦,AO受験のアピールポイントになる
- 就活で有利
ドットコムマスター ・ベーシックは初心者向けの試験だということもあって、社会人の転職においては優位性がほとんどないと言われています。
社会人の方が転職などでアピールしたい場合には、最低でも上位資格の「アドバンス・シングルスター」を受験しましょう。
しかし学生の場合は、単位認定や推薦受験などにおいてメリットを受けられる事が多いという意見が多いです。
またこれからICTの知識を勉強していきたいという方にとっては、資格取得を目標などにして勉強を頑張ると良いかもしれないですね!
●ドットコムマスター ・ベーシックは履歴書に書ける!?
ドットコムマスター ・ベーシックは誰でも取れる簡単な試験なので、履歴書に書くのはおすすめできません。
20代前半くらいまでの就職・転職であれば、他に資格がなければ書いても良いでしょう。
しかし20代後半以降の場合は、「書くのが恥ずかしいレベル」の試験だと認識される事が多いようですね。