こんにちは!資格マニア3年生のどどっちです。
今回は、チェーンソーを業務で取り扱う際に必要な「チェーンソー 取扱作業従事者」の資格に挑戦しました。
結果、一発合格!
講習だけで取れる、非常に簡単な資格だと言う印象を受けました。
この記事では、チェーンソー取扱作業従事者の資格を取得した方法や、体験談などをまとめています。
これからチェーンソー取扱作業従事者の資格を取得しようと考えている方や、チェーンソーの業務に就いている方の参考になれば幸いです。
チェーンソー取扱作業従事者とは?
チェーンソー取扱作業従事者とは、チェーンソーを業務で取り扱うために必要な国家資格です。
厚生労働省によって定められた労働安全規則によって、チェーンソーを業務で取り扱う際には「特別教育」を受けて資格を取る必要があります。
特別教育というとなんだか難しそうなイメージですが、講習会のようなものです。
チェーンソーは大きな事故などにつながる可能性の高い非常に危険な道具のため、日本では基準が定められています。
●個人でチェーンソーを使う分には資格は必要ない?
チェーンソーの使用に特別教育の資格が必要となるのは、造園業や林業などの「業務で使用」する場合に限ります。
趣味やDIYなどで個人的にチェーンソーを使う場合には、資格が必要ありません。
ホームセンターなどでも気軽に買う事ができるので、興味がある方は個人的にチェーンソーを購入して使ってみましょう。
チェーンソー取扱作業従事者講習の詳細
それでは早速、チェーンソー取扱作業従事者の詳細を見ていきましょう。
主催 | 国家(準国家資格) |
試験地 | 全国の技能講習機関・事業所 |
試験方式 | 学科講習・技能講習 |
試験日時 | 随時 |
受験資格 | 満18歳以上 |
受験料 | 講習機関による |
合格発表 | 講習機関による |
チェーンソー取扱作業従事者の講習は、講習機関や事業所によっても日時や費用など、受講方法が全く異なります。
特に実技講習については、講習機関で受けるパターンと、学科講習は講習機関で受けた後、実技講習は自分たちの事業所で受けるパターンに結構分かれます。
基本的には勤めている会社が講習を受けさせてくれるため、従っていれば問題ありません。
自分で講義を受講する場合は、受験料や実施日時など自分にあった講習機関を選びましょう。
講習の内容(学科9時間,実技9時間)
チェーンソー取扱作業従事者の講習内容は、下記のようになっています。
科目 | 時間 |
伐木等作業に関する知識 | 4時間 |
チェーンソーに関する知識 | 2時間 |
振動障害及びその予防に関する知識 | 2時間 |
関係法令 | 1時間 |
伐木等の方法(実技) | 5時間 |
チェーンソーの操作(実技) | 2時間 |
チェーンソーの点検及び整備(実技) | 2時間 |
チェーンソーの講習は学科9時間,実技9時間の合計18時間で、数ある特別教育の講習の中でも時間が長めに設定されています。
多くの講習所や事業所では、学科1日・実技1日の2日がかりで開催している事が多いです。
最近では「学科だけ講習所に受けに行き、実技は会社で行う」という方式をとっている所も増えているようですね!
●チェーンソー取扱作業従事者にテストはない!
また合否を分けるテストなどがないため基本的に落ちることはなく、所定の時間の講習をきちんと聞けば、誰でも資格を取得する事が可能です。
講習機関によっては確認テストのようなものを実施しているところもありますが、合否には関係ないので気軽に受験しましょう。
チェーンソー取扱作業従事者の難易度
チェーンソー取扱作業従事者の難易度は、非常に簡単です。
チェーンソー取扱作業従事者は、いわゆる「講習を受ければ誰でも取る事が資格」なので、超簡単に取れます!
チェーンソー取扱作業従事者の合格率
チェーンソー取扱作業従事者の合格率は、講習を受ける教習所や会社によっても異なりますが、97〜99%程度だと言われています。
講習を受ければ誰でも資格を取る事ができますが、体調不良や講習の態度が悪いことなどが原因で、資格を取る事ができない方もいるようです。
また講習を朝早くから行っている教習所が多いため、遅刻などをしないように気をつけましょう。
チェーンソー取扱作業従事者を取得するメリット
チェーンソー取扱作業従事者の資格を取得するメリットには、下記のようなものがあります。
- 業務でチェーンソーを利用できるようになる
- 仕事の幅が広がる
- チェーンソーの安全知識を学ぶことができる
- キャリアアップに繋がる
チェーンソー取扱作業従事者は、チェーンソーの業務に就くために必ず必要になるため、持っている人もとても多い資格です。
また講習を受ければ誰でも取る事ができるので、取得することで得られるメリットはそこまで大きくありません。
しかし資格がないと業務に就くことが出来ないので、資格を持っていない人と比べて優遇されるようなシーンも多いようです。
林業や造園業などに就いている方であれば、将来の転職や独立などに備えて早い段階から資格を取得しておくのも良いでしょう。
チェーンソー取扱作業従事者を取得した感想
筆者は実際に特別教育を受けて、チェーンソー取扱作業従事者を取得してきました!
実際に講師の講義を受けてみて、チェーンソーは非常に危険な道具なのだと改めて感じました。
チェーンソーを使ったことはほとんどなかったので、目立てなどを勉強出来て良かったです。
また講習は朝早くから行われたため、寝坊で遅刻して帰されている人も実際にいましたね。
遅刻せずきちんと講習を聞けば、誰でも取れる資格だと感じます!