>> 資格マニアの情報を発信中!! ★

“美術検定4級”に一夜漬け合格した勉強方法まとめ

“美術検定4級”に一夜漬け合格した勉強方法まとめ

こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。

今回は、美術業界で有名な美術検定の4級 オンライン試験を受けてみました。

結果、一発合格!

非常に簡単な試験だという印象を受けました。

この記事では、美術検定4級に独学・一夜漬けで合格した際の勉強方法やコツをご紹介しています。

これから美術検定を受けようと考えている方の参考になれば幸いです。

美術検定とは?

美術検定は、一般社団法人美術検定協会が運営する、美術に関する知識を問われる資格試験です。

絵を描いたりするような実技試験ではなく、美術作品や歴史についての知識を覚えて作品を見る力を養うものです。

難易度ごとに、1級〜4級まで分かれています。

4級の位置づけ

4級は、美術初心者向けの入門試験です。

内容としては、芸術大学を目指す高校生が覚える程度の内容です。

これから美術の世界に入ろうとしている方や、学生、美術館に行く際に知識を付けておきたい方などが取るものといった感じでしょう。

美術検定4級の詳細

主催一般社団法人 美術検定協会
試験地オンライン受験(自宅可)
試験方式択一式
試験日時随時
受験資格なし
問題数約50問(正答率60%以上で合格)
試験時間45分
受験料3,970円
合格発表終了後即時

美術検定4級の試験範囲

美術検定4級の試験範囲は、公式テキスト・公式問題集に準ずるとされています。

中学生〜高校生が利用する資料集などに載っている、代表的な作品や作家が試験範囲です。

例えば、下記のような作家についての知識を問われます。

西洋美術

  • ルソー
  • クリムト
  • モネ
  • ドラクロワ
  • フェルメール
  • カンディンスキー
  • ロートレック
  • ゴッホ
  • ミレー など

日本美術

  • 与謝蕪村
  • 上村松園
  • 竹久夢二
  • 渡辺崋山
  • 長谷川等伯
  • 白隠
  • 古賀春江
  • 黒田清輝 など

美術について詳しくない人でも誰もが知っているような有名画家ばかりなので、美術をやっている方であれば非常に簡単だと感じるでしょう。

美術検定4級の難易度

美術検定4級の難易度は、非常に簡単です。

中学生〜高校生で習う美術の知識を持っている方であれば、まず落ちることはないでしょう。

またオンラインでの受験ができるので、いつでも受験する事ができる点も受験難易度が低いと言えます。

美術検定4級の合格率

美術検定4級の合格率は、90〜97%程度で推移しています。

ほぼ100%といっても過言ではありません。

高い合格率が、簡単な試験である事を物語っていますね!

美術検定4級の勉強時間

美術検定4級の勉強時間は、3時間〜20時間程度だと言われています。

私の場合は、試験日の朝に4時間程度テキストを読むだけで合格できました。

非常に簡単な試験のため、美術に詳しい方であればノー勉での合格も可能です。

美術検定4級に合格する3つのポイント

①試験範囲の作品名・作者名・エピソードを丸暗記する

美術検定4級の試験では、考えないと分からない問題やひっかけ問題などは出題されません。

作品名・作家名・作品にまつわるエピソードを知っているか否かで、合格と不合格が分かれます。

そのため勉強は、「とにかく暗記する事」に尽きるでしょう。

②満点を目指さない

美術検定4級は、60%の正答率で合格できます。

そのため、40%の問題を間違えても大丈夫です。

試験範囲の全てを覚えていなくても、合格する事が可能でしょう。

③受かるまで何度も受験する

美術検定4級に合格する最大のポイントは、「受かるまで何度も受験する」ことです。

4級は、オンライン上で24時間365日、何度でも受験する事が可能です。

とにかく何度も受験して、内容を暗記するのがおすすめです。

3級以上では、受験回数に制限があるため注意が必要です。

これで合格!美術検定4級のおすすめ参考書

①この絵、誰の絵?(公式テキスト)

美術検定4級で最もおすすめの参考書は、公式テキストに指定されている「この絵、誰の絵?〜100の名作で西洋・日本美術入門〜」です。

このテキストには、西洋・日本の絵と解説がページごとに書かれています。

公式テキストに指定されているだけあって、この本を一冊覚えれば試験に合格する事ができます

私も実際に、このテキスト1冊で合格する事ができました。

②知る、見る、分かる 美術検定4級問題入門編

テキストだけでは不安だという方には、公式問題集もおすすめです。

公式問題集を1冊覚えるだけでも、試験に合格する事が可能な内容になっています。

合格者のブログなどを見ると、4級は簡単なので、テキストと問題集のどちらか片方を購入して勉強すれば問題ないという意見が多いようでした。

受験費用を節約したい方は、テキストと問題集を両方とも購入する必要はありません。

美術検定4級を取得するメリット

美術検定4級を取得するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 美術鑑賞の基礎知識を身につけられる
  • 全国の対象美術館で特典が受けられる
  • 大学受験で優遇措置を受けられる

美術検定4級は簡単な試験だという事もあって、就職・転職などではほとんど役に立たない資格だと言われています。

しかし芸術大学への進学を考えている学生にとっては、優遇措置を受けられる学校もあってとてもおすすめの資格です。

また合格者は、横浜美術館やポーラ美術館をはじめとして、全国の対象施設で割引などの特典を受ける事ができます。

4級は、これから美術を始めたい方におすすめの資格です!