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【独学】1ヶ月で日商簿記2級を取得。おすすめの勉強方法と参考書

【独学】1ヶ月で日商簿記2級を取得。おすすめの勉強方法と参考書

こんにちは!どどっち(日商簿記2級保持者)です。

今回は、日商簿記3級の受験から日を空けてしまった私が、日商簿記2級に1ヶ月で独学合格した方法を、公開していきたいと思います!

日商簿記3級の全てを忘れてしまっていたわけではありませんが、3分の1くらいはすっかり忘れてしまっている状態からのスタートでした。

簿記って何!?というようなまったくの初心者だった私でも、サクッと一発で取れました。もしあなたが高額なスクールを受講しようとしているのであれば、一度私のブログに目を通していただくことをおすすめ致します。

日商簿記2級

日商簿記2級は、お金の流れを学ぶための資格で、就職活動などにおいて人気の高い資格の一つです。

受験資格は特にありませんが、多くの人は日商簿記3級に合格した後に、2級に挑戦するようです。

受験者がものすごく多いために、合格率はやや低めに出てしまうのが日商簿記2級ですが、そこまで難易度が高くはない資格と言えるでしょう。

私が、日商簿記2級合格までにやったこと

私が合格するまでに取り組んだのは、

テキストを2冊(商業簿記1冊・工業簿記1冊)、過去問を1冊

の計3冊の市販の参考書です。

市販の参考書を軽く覚える程度で、合格するまでに十分な知識を習得することができます。特別に資格スクールに通ったりする必要は全くないでしょう。お金の無駄になってしまいます。

また、日商簿記2級においては、問題集を購入せずに、テキストの中に含まれている問題を解いて練習をすることで事足りました。

あくまで、3級の知識を付けていたということが前提となりますので、3級を飛ばしていきなり2級を受けるという方は、問題集を追加で購入した方がいいのかなと思います。

3級同様に、満点を目指さずに71%を目指すことで、1ヶ月程度の短期間の勉強で合格することができます。合格することだけが目的であるのであれば、満点をとる必要は全くありません!

これで合格!おすすめの参考書

私が合格するまでに使用した、テキストと過去問をご紹介いたします。

みんなが欲しかった 簿記の教科書 2級 商業簿記

まず、日商簿記2級の商業簿記を学ぶためには、こちらの「みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級」がおすすめです!

問題数はそこまで多くなく、テキスト講義型の参考書となっています。

2級の商業簿記で出題される問題のパターンはそこまで多くなく、こちらの一冊をやりこむことで、試験範囲を網羅することができてしまいます。

私は必要ありませんでしたが、試験までの勉強時間に余裕があれば、こちらのテキストと一緒に販売されている問題集を買って練習するのもいいのかもしれないですね!

みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 工業簿記

商業簿記に続いて、工業簿記も、こちらの「みんなが欲しかった」シリーズをオススメします。

他にも良さそうな参考書はいくつかあったのですが、「見やすさ」「試験範囲の網羅性」「値段」「持ち運びやすさ」なども色々考えた結果、こちらの参考書はかなり素晴らしいということがわかりました。

商業簿記同様に工業簿記についても、時間に余裕がある方は、一緒に販売されている問題集を買ってもいいかもしれないですね!

合格するための過去問題集 日商簿記2級


3冊目には、TAC出版から出ている、「過去問題集 日商簿記2級」をオススメいたします。

私が過去問題集を買ったのは、問題集代わりに過去問を解いたためです。どのような資格試験においても、過去の問題を見て、問題の出題パターンを探ることは必須の攻略法になっていたため、書店でたまたま目を惹かれた、こちらを購入いたしました。

過去問題集なので、正直内容についてはどれでもあまり変わりはなかったと思います。やや大きめの問題集なので持ち運びは不便でしたが、本番さながらのイメージで過去問題に取り組むことができて、とても良かったです。

また、インターネットから解答用紙をダウンロードできるため、解答用紙を使って、繰り返し問題を解くことができるのもオススメポイントですね!

合格するまでのタイムスケジュール


私が、日商簿記2級の合格までにかかった時間は、約1ヶ月間でした。

日商簿記3級からの連続受験ではなかったため、忘れてしまっていた箇所もありましたが、無事に合格することができました。

仕事や、別の資格試験の勉強をしながらの受験でしたので、1ヶ月の間に勉強時間が大量に確保できたわけではありませんでした。私は点数ギリギリの合格となってしまったため、余裕を持って合格したい!という方は、勉強期間を1ヶ月半〜3ヶ月程度に設定すると、余裕を持って合格できるのではないかなと思います。

私が受験した際の、1ヶ月のペース配分は、以下のような感じでした。

  • 1週目:商業簿記のテキストをやりこむ
  • 2週目:工業簿記のテキストをやりこむ
  • 3週目:過去問題をときながら、間違えた箇所はテキストに戻る
  • 4週目:問題パターンごとの集中対策をする

テキストに付随した問題集ではなく、過去問題集を使って、問題パターンの対策を行ったため、やや勉強不足感はあったものの、試験に間に合わせることができました。

日商簿記2級について思うこと

日商簿記2級は、社会人としての最低限知識と呼ばれることも多いと聞いていましたがそのままで、会社経営などには欠かせない知識の応用でした。

自分で確定申告をしたことがある方や、企業の経理部で働いている方なんかですと、ほんのちょっとテキストを読んだだけで合格してしまいそうですね!

内容自体はとても簡単で、一般常識に少し毛が生えた程度の内容ですので、まず誰でも受かるのではないでしょうか?

2級の取得は、上位資格である1級や、税理士試験の簿記論科目などを取得するための、序章にすぎません。上位資格を取得して、はじめて簿記についての理解が深まったと言えるような感じでしょう!

私も、上位資格の取得に努めていこうと思いました。

日商簿記2級を取得するメリット

会計未経験者であった私が、日商簿記2級を取得して感じた3つのメリットをご紹介いたします。

  1. 決算などの、企業会計に関する知識が深まった。
  2. 工業簿記を通して、原価計算に関する知識がついた。
  3. 社会人として最低限の知識が備わっていることの証明になっている。

以上の3つが、実際に私が資格を取得して、感じているメリットです。

やはり日商簿記2級は、社会人においての最低限の知識と言われていることもあって、取得したことによる安心感みたいなものはありました。

しかし、税金などの知識については、2級の勉強では身につきません。

例えばあなたが企業の経理部などで働こうと思うのであれば、税理士試験やファイナンシャルプランナー試験の知識を併せて勉強する必要があります。

日商簿記2級は誰でも取得できるので、大してすごい資格ではないですが、3級から2級へグレードアップすると嬉しいですね!

私は1級を目指そうと思います!