こんにちは!どどっち(国際会計検定挑戦中の人)です。
今回は、国際会計検定(BATIC)を受験したので、結果を発表いたします!
国際会計検定(BATIC)は、一体どんな資格なの!?
国際会計検定とは、日商簿記と運営は同じで、商工会議所が運営する、国際会計と英語力の両方の知識について問われる試験です。
昨今日本では、グローバル化が進む中で、外資系の企業や、外国にある会社と関わる機会が多くなってきています。そんな中で、国際的なビジネス交流をするために欠かせない、国際的な会計の知識について学ぶことが出来ます。
日商簿記試験と比較すると、知名度はやや劣り、受験者数も少ない資格ですが、近年徐々に人気が出てきているようです。
合格不合格なし、スコア制
BATIC試験は、TOEIC試験などと同じで、合格と不合格を分けるのではなく、試験の点数によって、スコアが出ます。
出たスコアによって、いくつかのランクに分けられているのです。
ランクは上から、コントローラーレベル(日商簿記1級程度)、アカウンティングマネージャーレベル(日商簿記2級程度)、アカウンタントレベル(日商簿記3級程度)、ブックキーパーレベル(日商簿記3級程度)、称号なしの5段階となっています。
コントローラーレベルと、アカウンティングマネージャーレベルは、取得から3年の有効期限が定められています。更新するためには、課題を提出して更新料を払うか、再受験をする必要があります。
アカウンタントレベル以下の資格では、有効期限は無制限となっているので安心ですね!
BATIC試験で問われる能力
BATIC試験は、初級試験のSubject1と、上級試験のSubject2の2段階に分かれていて、それぞれ問われる知識が変わります。
スコアは、このSubject1と、Subject2の2つの試験の点数を合計して算出されます。ただし、Subject1において一定の点数を取得していない場合は、Subject2は0点となってしまうので、注意が必要です。
大きく分けると、Subject1では日商簿記2〜3級程度の基本的な簿記に相当するもの、Subject2では、日商簿記1〜2級程度の会計理論や、会計問題が出題されます。
問題文・回答ともに試験は英語で実施されますので、最低限のビジネス英語はマスターしている必要があります。
英語力と会計知識の両方を問われるので、両方の勉強をして試験に臨む必要があるのです。
BATIC試験(Subject1)におすすめの参考書
BATIC試験の参考書は、知名度があまりない事もあいまってなのか、あまり多くの種類が出版されていません。
ここでは、私が実際に利用した参考書をご紹介いたします。
国際会計検定BATIC Subject1 公式テキスト/英文簿記
私が利用したのは、試験の公式テキストに指定されている、商工会議所が出版した、「BATIC Subject 1 公式テキスト」です。
公式テキストという事もあって、Subject1の試験範囲を全て網羅している内容でした。
しかし、私の場合は、日本語と英語が混じっていてやや読みにくい点などがあり、テキストを読んだだけではなかなか知識が身につかないと思う点がありました。
テキストだけでは難しいと感じたので、同じシリーズの問題集も購入いたしました。
国際会計検定BATIC Subject1 公式問題集/英文簿記
問題集の方は、実際にテストに出題されるスタイルに近い形で、問題も選択肢も英語で表記されています。
解説には、日本語訳が載っていました。
問題集は大変使いやすいですが、知らない英単語が出てきた時に調べなくてはいけない点が、大変でした。
Subject2への挑戦
今回私は、Subject1、Subject2の両方を受験しましたが、Subject2に関しては、ノー勉の状態で挑みました。
次回受験時は、勉強してからSubject2に挑みたいと思います。
Subject1で320点以上の点数を獲得すると、次回はSubject2のみを受験することが出来ます。
今回私はSubject1で320点以上の点数を取得することが出来たので、アカウンタントレベルとなりました!コントローラーレベルを目指すには、それなりの勉強が必要だと感じています。
アカウンティングマネージャーレベル、コントローラーレベルは有効期限があるため、あくまで、米国公認会計士試験(USCPA)を取得するためのステップとして、BATICを受験しようと思います。
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