こんにちは!どどっち(秘書検定2級合格者の男)です。
初挑戦の秘書検定2級は、ほぼノー勉で挑んだのですが、噂に聞いていた通り、超超超簡単でした 笑
未受験や体調不良以外で落ちる人いるのかな?というのは少々疑問に思いましたが、日本での社会人やアルバイト経験がない学生さんにとっては、たしかに少々頭を悩まされる問題が出題されるかもしれないですね。
本日は、秘書検定について語って行きたいと思います!
秘書検定とは!?
秘書検定は、公益財団法人「実務技能検定協会」の主催する、ビジネス秘書としての知識や技能を評価する試験です。
つまり、「秘書」として適切なスキルや知識を持ち合わせているかどうかを、秘書検定に合格することによって証明することができるのですね!
秘書検定の公式サイトによると、秘書を目指すものであれば、社会人の身に着けるべき基本的な知識やマナーを兼ね備えているのは当然のことながら、「人柄」の部分をプラスアルファで持ち合わせている必要があるとのことです!
表情、態度、言葉遣い、話し方、振る舞いなどの人柄の要素について、秘書検定で学ぶことができます。
各級の難易度と特徴
秘書検定は、3級、2級・準1級・1級の4つに区分されていて、数字が小さくなるほど難易度が上がります。
3級と2級は筆記試験のみ、準1級と1級は筆記試験に加えて、対面ロールプレイング形式の面接試験があります。人柄や身だしなみまでチェックされる検定試験は珍しいので、準1級と1級を取得してこそ秘書検定の醍醐味と言えますね。
3級
3級では、社会人の基礎となる基本的な知識や言葉遣い、身だしなみなどのマナーが問われます。
「どのように振る舞えば、秘書として上司に気持ちよく仕事をしてもらうことができるのか?」をプラスして理解していれば、まず合格することができるでしょう!
合格率は、60〜70%前後となっているようです。3級は未受験なども含めると、ほとんど全員が受かっている試験と言っても過言ではないのではないでしょうか。
一般的には、高校生の方が受験する級というイメージがあるようです。日本人の義務教育で最低限のマナーや礼儀をたしなんでいれば、まず落とさない試験のはずです!
2級
2級は、3級から一歩踏み込んで、やや複雑な場面や仕事の優先順位のつけ方や効率のいい仕事についての知識を問われます。
大学生、短大生に最も人気のあるのが、この2級です。電話・メール応対やビジネス文書の書き方、敬語の使い方などの、社会人としての基本ルールを学ぶことができるのが2級と言われています。
就職活動などで、一般常識を兼ね備えた人材であることをアピールするために、皆さん取得されているようですね!
受験者数が最も多い級でもあり、合格率は50〜60%程度となっています。資格試験の難易度としてはやや易しいと言える合格率ですが、落とす人は落とす!と言った感じでしょうか。
準1級
準1級からは、対面での面接試験があります。面接試験があるからなのか、2級と比べて受験者数はぐっと少なくなるのがこの準1級です。
準1級は、公式サイトによると「中堅の秘書像」というイメージで行われている試験で、より的確な物事の判断能力や、後輩や上司からの相談への対応など、よりリアルな応対について問われます。
準1級の受験者は、社会人と学生でおよそ半々と言われていますが、学生の就職活動の面接対策として、面接試験の人気が高まってきています。
合格率は、40%前後となっているようです。
1級
1級は、まさに「現役秘書」が仕事の内容を振り返ったり、スキルアップをするために受験する級と言われています。
常に上司の状況を判断し、一歩先のサポートを心がけていく、まさに秘書として素晴らしい仕事ができるような知識や対応が問われます。
1級は、受験者数が準1級からさらに激減していて、秘書検定の1級を持っている方は少ないので、取得することで様々な場面でのアピールポイントとして利用することができるようになるのではないでしょうか?
もちろん対面の面接があります!
1級の合格率は、受験する回によってやや前後しますが、平均して20〜30%程度となっているようです。
秘書検定2級に一発合格しました!
男の私が秘書検定2級を受験し、一応参考書は購入したものの、ほぼノー勉状態で挑んで一発で合格することができました。
正直、簡単すぎますね 笑
日本に生まれ、日本で働いている社会人であれば、落ちる人はまずいないでしょう。というか、落ちたらかなりやばいです!!
実際に受験してみて、学生が就職活動のために受験する理由がよくわかりました。
秘書検定2級はまさに、社会人として働いていれば身につく、最低限の一般常識を問われる資格試験です。学生のうちにこの知識を身につけることができれば、社会人としてスタートした時に、同期の一歩先を進むことができるのではないでしょうか?
これで合格!おすすめの参考書!
秘書検定2級パーフェクトマスター
私は、パラパラっと一周読んだくらいで受験してしまったので参考にならないかもしれないですが、こちらの「秘書検定2級パーフェクトマスター」は良かったと思います!講義メイン型で、問題が少し含まれている参考書です。
秘書検定の主催者である実務技能検定協会が出版しているということもあり、公式テキストにも選ばれているのがこちらの「パーフェクトマスター」シリーズです。
何がいいのかと言いますと、まず第一に、公式が出版している本なので、講義箇所が、試験範囲を完全に網羅しているテキストであるということです。
そして、載っている例題・問題が実際の試験にとてもよく似ています。実際に試験で出題される問題と問題の雰囲気や傾向が似ているので、パーフェクトマスターに掲載されている問題を解くことで、試験の問題も解けるようにきっとなることでしょう!
正直、参考書としての読みやすさは△ですが、秘書検定2級を受験するのであれば、こちらのパーフェクトマスターは必携ですね!!
秘書検定2級 実問題集
パーフェクトマスターが1冊あれば、秘書検定2級は十分に合格することができると思います!
しかし、どうしても不安だ。もっと対策していきたい!という方がもしいたら、こちらの「秘書検定2級 実問題集」をおすすめいたします!
パッケージが、パーフェクトマスターと同じなので何となく察しはつきますが、こちらも秘書検定の主催者である、「実務技能検定協会」が出版している公式による公式の問題集です。
こちらの問題集をマスターすることで、パーフェクトマスターの少ない問題数ではカバーすることの出来なかった、各々の設問に対する問題パターンを掌握し、100%の状態で試験に臨むことができるのではないでしょうか?
私は、パーフェクトマスターを購入した際に、こちらの「実問題集」もアマゾンのおすすめに出てきたので、念のため一緒に買ってしまいました 笑
一回も使うことのないままブックオフへ売るダンボール行きでしたが、今このブログを書くために改めて読み返しています!!
「実問題集」は出題パターンが実際の試験と似ているので、試験の練習としてはとても役に立ちそうですね。
こちらも、参考書としての読みやすさは△です!
参考書まとめ
秘書検定2級に合格するための参考書は、公式の出版している「パーフェクトマスター」一択!!余裕がある方は、「実問題集」も併せて解いておくと尚良しですね!
これで合格間違いなし!!!
秘書検定2級を受験するメリット
男で、秘書になるわけでもない私が、秘書検定2級試験に合格して感じた5つのメリットをご紹介いたします!
- 日本のマナー文化を再確認できる。
- これが「社会人のスキル」だったんだ!と改めて勉強になる。
- 秘書検定の受験者は女性ばかりなのでハーレム状態w
- 試験当日は、声をかけて秘書をヘッドハンティングできるかも!?
- 「男だが秘書検定合格」という謎の面白みがある。
私が、今回の受験について考えて改めて感じたメリットは、上記の5つでした。
社会人が受験しても、一般常識に答えるだけなので、正直あまり意味がないな!とは感じました。受かって当たり前なんですから!
学生のうちに受験していたら、ほぼノー勉で受かったかは正直疑問ですし、もっと見え方・感じ方は違っていたと思います。
まさに学生が、日本の社会人の一般常識を勉強するためにおすすめの資格ですね!