こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。
今回は、人材業界でよく話題になる「TOEICは何点から履歴書に書くべき?」問題についてまとめてみました。
この記事では、英語資格ブロガーや求人サイトのまとめ記事などを参考に、「TOEICは何点から履歴書に書くべきなのか」をまとめています。
あくまでも様々な情報を参考にして独自の視点でまとめた内容なので、絶対にこうしなくてはいけないというルールではありません。
TOEICの点数を履歴書に書こうか迷っている方の、参考になれば幸いです。
TOEICは本当に就職に有利なのか?

まずはじめに、「TOEICは本当に就職に有利なのか?」という点について調べてみました。
ネット上の様々な体験談などをみると、TOEICの点数が就職に有利に働くかどうかはケースバイケースのようです。
TOEICのおかげで良い就職・転職が出来たという意見もあれば、TOEICで高得点を取ったけど意味が無かったという意見もあります。
TOEICの点数が就職に有利に働くかどうかは、それぞれの置かれた環境によって全く異なるようですね!
●何点から記載して良いの?
TOEICの点数を履歴書に記載できる目安として、「650点」を基準としているところが多いです。
650点を基準とする理由は、TOEICの平均点が600点前後であることが多いので、それよりやや上である650点を設定しているためです。
もちろん履歴書に何を書くかは個人の自由ですが、「650点以下の場合は書かないほうが良い」と考えている企業や人事担当者が多い点には注意しておきましょう。
業務での英語の使用頻度から考えるのがおすすめ!

仕事の中での「英語の使用頻度」を元に、履歴書に書くTOEICの点数の目安を考えてみましょう。
英語をたくさん使う仕事なら、900点以上
日常的に英語を使う仕事に就く場合は、最低でも900点以上のスコアを目安にすると良いでしょう。
また英語圏の国への海外就職・海外転職を考えている方も、900点以上のスコアを取っておくのがおすすめです。
日常的に英語を使う仕事の場合は、就職の面接や履歴書の作成も英語で行われる可能性が高いです。
このようなケースでは、TOEICの中でもLR(リスニング・リーディング)と合わせて、SW(スピーキング・ライティング)も受験することをおすすめしている場合が多いようですね。
英語を少し使う仕事なら、800点以上
英語をたまに使う程度の仕事であれば、800点以上から履歴書に記載するのがおすすめです。
メールのやり取りや会議などの日常的なビジネスシーンで、英語が問題なく使えるレベルだとされているのが800点です。
また800点以上であれば、TOEICのことをあまりよく知らない人事担当者でも、”英語ができるレベル”だと認知してくれる可能性が高いです。
TOEICの点数で求人の足切りを行う企業でも、800点を基準にしているところが多いようですね。
第二言語が英語の国への就職・転職を考えている方も、800点以上を基準にすると良いでしょう。
英語を全く使わない仕事なら、650点以上
日本国内の企業などで、英語を特に必要としない仕事の場合は、650点以上から履歴書に記載するのがおすすめです。
TOEICの平均点が600点前後である事が多いため、TOEIC受験者の平均以上のスコアを出している事が証明できます。
500点〜650点台で履歴書に記載している方もいるようですが、「本当に英語ができるのか?」と疑問に感じる人事担当者が多いようです。
とはいえ650点程度であれば、受験勉強をしている高校生でも容易に取得する事ができます。
650点以下であれば履歴書に記載しないで、「英語を少し勉強しています」と伝える程度に留めておいた方が良いかもしれないですね。
TOEICの点数を履歴書に書く場合の注意点

①正式名称で記載する
TOEICに限らず資格を履歴書に記載する際は、略称ではなく正式名称で記載しましょう。
また「TOEIC ○○点」とだけ記載すると、TOEICの中でも、LRなのかSWなのかがわかりません。
リスニング&リーディングであれば、「TOEIC Listening & Reading Test」が正式名称になります。
②直近1,2年のスコアを記載する
TOEICの点数を書く場合は、直近1,2年のスコアを記載しましょう。
TOEICには資格の有効期限がないため、過去のスコアを記載すること自体には問題ありません。
しかしTOEICは現在の英語力を測る試験のため、一般的には1,2年以内のスコアを記載するべきとされています。
また2年以上前のスコアは、認定証の再発行が出来ないのも理由の一つとなっているようです。
③嘘のスコアを記載しない
TOEICに限らず、嘘を記載するのは絶対にやめたほうが良いです。
証明書を求められた場合に、すぐにバレてしまいます。
また特に英語資格の場合は、実際に業務や面接で英語を利用した場合に、必ずと言っていいほど嘘がバレます。
ネットの意見などを見ても、嘘のスコアを履歴書に書いて、後々バレてしまったという方が多いようですね。
あくまでも明確な基準はない

「TOEICを何点から履歴書に書くか」問題に、明確な基準はありません。
それぞれの置かれた環境が、全く異なるためです。
就職・転職における目的を達成するために、取得した点数を記載するべきであるかどうか考えてみましょう。