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消防設備士(乙種)1,2,3,4,5,6,7おすすめの取る順番

消防設備士(乙種)1,2,3,4,5,6,7おすすめの取る順番

こんにちは、資格マニア3年生のどどっちです。

この記事では、消防設備士乙種の資格を取るおすすめの順番や、それぞれの特徴をご紹介しています。

これから消防設備士試験を受けようと考えている方や、消防設備士乙種のフルビットを狙っている方の、参考になれば幸いです。

おすすめの順番①「乙6→乙4→乙7→乙5→乙1→乙3→乙2」

はじめは、乙6がおすすめ

消火器の整備・点検が可能になる乙6は、需要が多く、一番はじめに取るのがおすすめだと言われています。

また乙6は受験資格がなく、誰でも受けられる点も、おすすめの理由のひとつです。

王道と言われる順番

「乙6→乙4→乙7→乙1→乙5→乙3→乙2」の順番は、言わずと知れた消防設備士の”王道“と呼ばれる順番です。

実際には”甲種”を挟みながら受験する方が多いので、余裕のある方や、実務上必要な方は”甲種”の資格を早めに取ることをおすすめいたします。

おすすめの順番②「乙6→乙4→乙5→乙7→乙1→乙2→乙3」

乙4・乙5・乙7はまとめて取る

電気系の知識が必要な乙4乙5乙7の3つは、試験範囲が似ているため、なるべくまとめて取ると効率が良いと言われています。

また乙4と電気工事士二種を取った後に乙7を受験すると、試験問題の一部免除がたくさん受けられます。そのため、乙4と電気工事士二種の2つの資格を取った後に、乙7を受験する方も多いです。

乙1・乙2・乙3はまとめて取る

乙1・乙2・乙3のいずれかの資格を持っていると、残り2つの受験時に、筆記試験の11問が免除されます。

また免除が受けられる類は試験範囲が似ているため、内容が共通している箇所も多く、まとめて受験する事で勉強効率をアップすることができます。

消防設備士乙種の各類を比較してみよう!

①合格率で比較

令和4年度

種別合格率
乙128.4%
乙234.3%
乙328.9%
乙432.8%
乙536.6%
乙638.8%
乙759.5%

令和3年度

種別合格率
乙135.5%
乙237.0%
乙333.4%
乙435.0%
乙538.5%
乙639.9%
乙757.0%

令和2年度

種別合格率
乙133.8%
乙237.5%
乙334.1%
乙435.4%
乙542.9%
乙642.7%
乙757.0%

合格率は、科目免除を利用して問題数を非常に少なくする事が可能な、「乙7」が最も高くなっています。

反対に「乙3」は合格率が最も低い事が多く、取得難易度の高い類だと言えるでしょう。

②対象の設備から検討

種別対象設備等
乙1屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、共同住宅用スプリンクラー設備
乙2泡消火設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、特定駐車場用泡消火設備
乙3不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備
乙4自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備共同住宅用自動火災報知設備、住戸用自動火災報知設備特定小規模施設用自動火災報知設備、複合型居住施設用自動火災報知設備
乙5金属製避難はしご、救助袋、緩降機
乙6消火器
乙7漏電火災警報器
公式HPより引用

対象設備の少ない乙6、乙7は、合格率も高い傾向です。

また乙6,乙7は業務の需要も高いため、覚える設備を少なくして、より深い知識を学ぶ仕様になっているようですね。

科目免除を有効活用!

消防設備士の種類を多く取ろうと考えている方には、科目免除を有効活用するのがおすすめです。

取得する順番や、電気工事士などの他の資格を活用することによって、勉強の範囲や時間を大幅に短縮する事が可能です。