こんにちは!資格マニア3年生のどどっちです。
これから履歴書を書こうと考えている方の中には、持っている資格を全部書くべきかどうか、迷っている方もいるでしょう。
履歴書に書くべきなのか、書かないでおくべきなのか、判断が難しい資格も多いですよね。
この記事では、履歴書の資格欄に書くべき資格、書かない方が良い資格をご紹介しています。
これから履歴書の資格欄を書こうとしている方の、参考になれば幸いです。
結論:履歴書の資格欄に、資格は全部書くべきではない。
結論から申しあげますと、履歴書の資格欄に、資格を全部書くべきではありません。
「企業から、何を求められているか」を意識して、不要な資格の情報は省いた方が良いでしょう。
また小学生が取るようなレベルの低い資格や、業務に関係ない趣味の資格などは、よく考えて記載しましょう。
自分のアピールポイントとして利用できそうな資格であれば、業務とは関係のない資格であっても、履歴書に記載して問題ありません。
①業務上必要な資格は必ず書く
業務上必要な資格は、履歴書に必ず記載しましょう。
「医者の募集なのに、医師免許がない」「弁護士の募集なのに、弁護士資格を持っていない」のように、業務上必ず必要な資格であるにも関わらず資格を持っていないのは問題です。
また資格を持っていても記載漏れなどがあると、書類選考の段階で落とされてしまう可能性があります。
業務に欠かせない資格は、忘れずに記載しましょう。
②レベルの低い資格は書かない
小中学生でも取れるようなレベルの低い資格は、記載しない方が良いと言われています。
一般的には「2級以上」の資格のみを記載するのが良いと言われているようです。
履歴書の資格欄が埋められない場合はついつい埋めたくなってしまいますが、レベルの低い資格を記載するのであれば、空白のままの方が良いでしょう。
③業務に関係のない資格は、アピール出来ないなら書かない
スポーツや娯楽の資格など、業務に関係のない資格は、アピールポイントとして利用出来ないのであれば、記載しない方が良いと言われています。
スポーツであれば有段やインストラクターの資格など、特技や趣味として自慢できるレベルのものであれば、記載しても良いでしょう。
中途半端な趣味や履歴書の欄の穴埋めであれば、記載しないのをおすすめ致します。
履歴書資格欄の書き方の基本
①正式名称で書く
履歴書に資格を記載する際は、正式名称で記載します。
「漢検」「英検」「FP」などといった記載は、全て略称なので、正式名称で記載する必要があります。
正式名称が分からない際は、「資格名 正式名称」などのキーワードでWEB検索して調べましょう。
●主な資格の正式名称
略称 | 正式名称 |
---|---|
英検 | 実用英語技能検定 |
宅建 | 宅地建物取引士 |
FP | ファイナンシャル・プランニング技能士 |
普通免許 | 普通自動車運転免許 |
簿記 | 商工会議所簿記検定試験 |
漢検 | 日本漢字能力検定 |
②取得年月日順に書く
資格は、取得年月日順に書きましょう。
また記載する際には、西暦と和暦を統一します。
運転免許だけは、取得年月日を分けて記載しても問題ないという意見も多いようですね。
③「取得」と「合格」を使い分ける
●取得
「取得」は、主に免許などが発行される資格の際に使います。
資格名と”取得”の間にスペースを入れて、「普通自動車運転免許 取得」のように記載します。
●合格
「合格」は、検定試験など、合格証が発行される資格の際に使います。
“取得”と同様資格名との間にスペースを入れて、「実用英語技能検定1級 合格」のように記載します。
「取得」と「合格」の使い分けが難しい資格は、どちらで記載しても大きな問題にはならないでしょう。
③最後に「以上」をつける
資格欄に資格を全て書き終えた後は、最後に右下に「以上」と記載しましょう。
「以上」を書かなくても良いという意見も多く、付け忘れても大きな問題にはならないですが、相手により丁寧な印象を与えられると言われています。
書くか書かないか迷った際は、とりあえず書いておいて損はないでしょう。
④嘘は書かない
履歴書の資格欄に嘘を書くことは、やめておいた方が良いです。
問い合わせをしたり、証明書を出してもらうなど、調べれば分かってしまうことも多いです。
また嘘がバレなかったとしても、後ろめたい気持ちでいる事は、自身の精神状態にも悪い影響を与えることでしょう。
書く資格がない場合の対処法
資格がない場合
記載する資格や免許がない場合は、「特になし」と記載します。
資格を持っていないからといって、必ず不採用になるといったことはありません。
資格はあくまでも、選考基準の一つです。資格以外の箇所でアピールすれば、問題ないでしょう。
どうしても記載したい場合
資格を持っていないけれどどうしても履歴書に記載したいという場合は、随時試験の開催されている資格を、短期間で取るのがおすすめです。
CBT試験、IBT試験などの資格であれば、会場が空いていれば当日や翌日でも、資格を取得する事が可能です。
記載する資格がなくて困っているという方は、随時試験の資格試験を有効活用しましょう。