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“金融コンプライアンス・オフィサー2級”に一夜漬けで合格した勉強方法

“金融コンプライアンス・オフィサー2級”に一夜漬けで合格した勉強方法

こんにちは!資格マニア2年生のどどっちです。

今回は、銀行業務検定シリーズの「金融コンプライアンス・オフィサー2級」試験を受けました。

結果、一夜漬けで一発合格!

非常に簡単な試験だという印象を受けました。

この記事では、合格までに使用した参考書や、独学・一夜漬けで合格できた勉強方法などを書いています。

これから金融コンプライアンス・オフィサーを受験しようとしている方や、金融コンプライアンス・オフィサーについて知りたい方の参考になれば幸いです。

金融コンプライアンス・オフィサー2級とは!?

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、日本コンプライアンス・オフィサー協会が主催する、金融機関行職員向けに法令・倫理・社会常識の知識を測る資格試験です。

銀行業務検定と同じ経済法令研究会が運営しているため、試験名が違っていても、銀行業務検定の科目の一つだと捉えられる事が多いです。

金融業界はここ数年で”コンプライアンス遵守(法令遵守)”が叫ばれるようになりました。

そのためコンプライアンス・オフィサーの資格は多くの銀行で取得が推奨されており、銀行業務検定の中でも人気の高い試験となっています。

金融コンプライアンス・オフィサー2級の位置づけ

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、支店役職者クラスを目指す銀行員が取る資格だとされています。

また金融コンプライアンス・オフィサーの試験に3級は無いため、下位資格が2級・上位資格が1級の2つのレベルに分かれています。

2級は、新卒の銀行員が取る資格というよりは、キャリアアップを目指している25〜40歳くらいの銀行員が取る資格といった印象が強いです。

法務3級・財務3級・税務3級などの銀行業務検定の王道資格に続いて、多くの銀行員が取得をしています。

金融コンプライアンス・オフィサー2級の難易度

金融コンプライアンス・オフィサー2級の難易度は、非常に簡単です。

2級という扱いではありますが、銀行業務検定の他の科目と比較した場合、3級程度の難易度だと感じる方が多いようです。

銀行員として数年のキャリアを積んでいる方ならノー勉、業務未経験の方でも”1日〜1週間程度の勉強”で合格できると言われています。

金融コンプライアンス・オフィサー2級の合格率

金融コンプライアンス・オフィサー2級の難易度は、70〜85%程度で推移しています。

受験者数が少ないため試験回によってブレがあるものの、高い合格率が簡単な試験であることを裏付けていますね!

金融コンプライアンス・オフィサー2級の試験範囲

金融コンプライアンス・オフィサー2級の試験は、下記の3科目に分かれています。

  • 金融機関とコンプライアンス(10問)
  • 金融取引とコンプライアンス(30問)
  • 内部のリスク管理態勢とコンプライアンス(10問)

50問出題される中でも、金融取引とコンプライアンスの関係を問われる問題の比重が大きくなっています。

それぞれ金融機関に求められるコンプライアンスの原則、実例などを交えた取引時におけるコンプライアンスの基本、内部管理についての考え方を問われます。

金融コンプライアンス・オフィサー2級に合格するための勉強方法

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、原則独学!

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、参考書などを利用して独学で合格したという方が圧倒的に多いです。

また受験者数がそこまで多くなく、難易度の低い資格という事もあって、対策を行っている資格スクールは非常に少ないです。

資格スクールなどに入らないでも、公式テキストや問題集で試験対策をすれば、十分に合格することができるでしょう。

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、一夜漬けでOK!

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、合格率が70%を超える簡単な試験です。

また普段から金融マンとしてコンプライアンスについて学んでいる方であれば、特別に勉強する必要のない、知っていて当たり前の内容だと感じるはずです。

「異業種勤務で勉強に自信がない」などといった方でなければ、一夜漬けで十分に合格できるでしょう。

過去問が最も有効な勉強方法!

金融コンプライアンス・オフィサー2級は他の銀行業務検定と同様に、過去問と類似した問題が多く出題されます。

そのため過去問を繰り返し解いて出題パターンを覚えるのが、最も効率的な勉強方法です。

過去問、過去問。とにかく過去問をマスターすれば合格できます!

これで合格!金融コンプライアンス・オフィサー2級のおすすめテキストはこれだ!

金融コンプライアンス・オフィサー2級問題解説集

2級で最もおすすめの参考書は、運営元の経済法令研究会から出ている公式問題集「金融コンプライアンス・オフィサー2級問題解説集」です。

問題解説集という名前が付いていますが、中身は過去問題集と解説です。

最新の問題解説集を一冊買って暗記すれば、きっと試験に合格する事ができるでしょう。

私が受験した際も、この本一冊で合格する事ができました。

また1級・2級の2つの級に対応した公式テキストが発売されていますが、2級の受験をするだけであれば、問題集だけで大丈夫だという意見が多いです。

1級を合わせて受験する方以外は、公式テキストを購入する必要はないでしょう。

金融コンプライアンス・オフィサー2級に独学&一夜漬けで合格するポイント

①満点を目指さない

金融コンプライアンス・オフィサー2級の試験は、60%の問題に正解すれば合格することができます。

とにかく合格だけできればいいという場合は、満点を取るための勉強する必要が全くありません。

70%〜80%くらいの正答率を目指して勉強すれば大丈夫でしょう。

私も、合格した際の正答率は64%とやや低めでした。

「試験範囲について深く学びたい!」という方や、「会社で取得期限が迫っていて絶対に落ちることができない!」という方は100点を目指して勉強することをお勧めします。

②文章をよく読んで、消去法で解答する

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、一般常識を持っていれば誰でも正解できる問題がいくつか出題されます。

そのため、文章をよく読んで消去法で解答することで、正解を導き出せる問題も多いです。

なんとなく難しいから適当に解答するといいった事はせず、文章をよく読んで正解を見つけましょう。

③とりあえず勢いで受験してみる

金融コンプライアンス・オフィサー2級は、正直そこまで勉強をしなくても取れる資格です。

また現在ではCBT方式での受験ができるため、試験に落ちてしまった場合もすぐに再受験をする事が可能です。

完璧な試験対策を目指そうとせずに、準備が不十分であったとしても、とりあえず申し込んで一度受験してみると良いでしょう。

試験に落ちてしまった場合でも、出題傾向や試験のコツを学ぶ事ができるのでおすすめです。

金融コンプライアンス・オフィサー2級を取得するメリット

金融コンプライアンス・オフィサー2級を取得するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 金融業でのキャリアアップができる
  • 就職・転職で有利
  • 勤め先によって、昇給・昇格の要件となる事がある

金融コンプライアンス・オフィサー2級の資格は銀行業務検定と同じ系統の資格で、主に銀行員のキャリアアップに有効な資格だとされています。

農協・年金機構・証券会社などで働く方にもおすすめの資格だとされていますが、資格を取得しても、銀行員ほどの大きなメリットは得られないでしょう。

また金融業以外の方が取得しても使い道がないため、大きなメリットは無いと言われています。

コンプライアンスの専門家になりたい場合は、弁護士などの国家資格を取った方が良いでしょう。