MOS Excel Expert 2016 を勉強時間1日(3時間)で、独学受験してきました!
MOSこと通称”モス”ですが、ネットの記事などを読んでいると、2週間〜1ヶ月程度勉強期間が必要と書かれているものが多いですが、決してそこまでの勉強時間は必要ありません。
試験合格のみが目的であれば、ポイントをおさえて対策をすれば、”1日で合格“できます。
特別に難しい資格ではありませんが、エクセルができる人を探している職場も多いです。エクセルエキスパートを取得すれば、面接で「エクセル、できます!」とドヤ顔で言えるようになりますね!
【POINT】
MOS エクセルエキスパートは、勉強期間1日(3時間)で合格できました!
MOS エクセルエキスパート試験の難易度は?
MOS Excel Expert(エキスパート)試験の難易度は、「低」です。
公式には発表されていませんが、一般的に合格率は8割程度と言われています。
特別にスクールなどに通わなくても、テキストなどできちんと勉強すれば、独学で十分に受かることができるでしょう。
「エクセル未経験者」が受験する場合は覚えることも多いですが、仕事や学校などである程度エクセルを利用している方であれば、試験範囲のほとんどは知っている内容でとても簡単だと言えるでしょう。
具体的には、IF関数、VLOOKUP関数あたりを理解していて実務に利用しているであれば、難易度はかなり低く感じると思います。
独学におすすめのテキスト
私が実際に利用したテキストは、「Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2016 Expert 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター) 」一冊でした!
MOSの独学受験を目指す人の中で有名な参考書といえば、富士通FOM社の「よくわかるマスターシリーズ」か日経BP社の「対策テキストシリーズ」のいずれかだと思います。
私は、日経BPの対策テキストは利用したことがないのですが、富士通FOMの「よくわかるマスター」シリーズは、MOSパワーポイント2016合格の際にも利用していました。今回のExcelエキスパートも”よくわかるシリーズ”で合格することができたので、とてもオススメです!
こちらの参考書が一冊あれば、試験範囲の全てを網羅しているため、必ず合格できます。スクールなどに通ってお金と時間を費やす必要は全くありません。
テキストの使い方
よくわかるマスターのテキストは、実際にパソコンでエクセルを利用しながら勉強していく仕様になっています。付属のCDをパソコンに取り込んで、実際にエクセルで実践しながらテキストを進めていくことをオススメ致します。
MOS Excel Expert(エキスパート)試験は学科問題ではなく、実践形式の問題のみが出題されます。
実際に操作を行いながら学んでいくことで、覚えるスピードが格段に上がると思います。
「お金がなくてパソコンを持っていない!買えない!」などといった特別な事情がない限りは、原則、PCを利用して実際に操作を行いながら勉強しましょう。
バージョンの違いに気を付ける
Excelは、バージョンによって操作方法や画面の表示が異なります。
実際に自分の受験する試験で利用されているバージョンと、勉強に利用するパソコンのExcelのバージョンが同じものであるか、確認した上で勉強に臨んでください。
MOS Excel Expert(エキスパート)の試験は、「2010」「2013」「2016」「2019&365」といったようにいくつかのバージョンがあり、それぞれ内容と対応しているエクセルのバージョンが異なります。
1日で合格する勉強方法の”コツ”
① 【原則】満点を目指さない
最短期間での合格を目指すうえで、満点ではなく最低得点を狙うというのが基本的な考え方です。合格に必要ない科目や試験範囲は、バッサリと切り捨てて勉強します。
資格の取得が目的ではなく、スキルアップのためにMOSを受験される方であれば、時間を使って着実に試験範囲を勉強してスキルを身につけることをオススメ致します。
② 試験当日、試験前に短期集中で暗記
私が受験前に勉強した時間は、約3時間でした。
MOS試験は受講する場所によって試験時間を選ぶことができます。試験を午後に予約して、試験前の午前中に”短期で集中”してテキストを解きながら暗記するという勉強方法がおすすめです。
一夜漬けで勉強するといった方法もありますが、睡眠はしっかりと確保するべきですし、途中で寝てしまっては覚えたことを忘れてしまうかもしれません。
また、私の考え方ではありますが、「毎日30分、仕事終わりに。」みたいな勉強方法だと、結局テキストを1周する頃には、最初の方に覚えたことを忘れてしまっているんですよね・・
個人的には、試験当日,朝の「短期集中」がオススメです!
③ CUBE関数,PIVOT関数は完全に捨てた
CUBE関数とPIVOT関数については、完全に無視して勉強しました。
はっきり言って見たことも聞いたこともない関数でしたし、一般的に実務で利用しているという方も少ないのではないでしょうか?
私は見た瞬間に吐き気がしたのと、試験までの時間も少なかったので、なんとなくスルーしました 笑。
結果合格することができたので、短期での合格を目指している方であれば、スルーしても全く問題ないと思います。
PIVOT関数については、実際の試験でもGET PIVOT DATE関数が出題されましたが、CUBE関数の問題は一問も出題されませんでした。合格者のブログなどを見ていても、特にCUBE関数については、スルーする方が多いようです。
④模擬試験は一度もやらなくて大丈夫
よくわかるシリーズのテキストには、実際の試験形式で練習ができる、模擬試験形式のデータが付属されています。
こちらの模擬試験については、最低限パソコンが使えるという方であれば、一度もやらないで受験しても大丈夫だと思います。
私も模擬試験は一度も利用しませんでしたが、実際の試験で操作に困ると言ったことはありませんでした。
以上の4点が、MOS Excel Expert試験で短期合格するためのポイントです!実際にこの方法で短期合格することができました。
MOS Excel エキスパートを取得するメリット
①履歴書に書いてアピールできる
MOS Excelエキスパートを取得する最大のメリットは、就職や転職の際に、エクセルが使えることをアピールできることでしょう。
エキスパートの資格取得を目指している人の大半は、履歴書に書くために勉強しているのではないでしょうか。
よく、「MOSエクセルの資格は、書類選考・面接で評価されるのか?」といったことが話題になっているようです。
私が思うに、面接での順位付けは「資格ありで仕事ができる人」→「資格なしで仕事ができる人」→「資格ありで仕事ができない人」→「資格なしで仕事ができない人」となるのではないかと思います。
そのため、MOS資格を持っているか持っていないかといった点では、持っていた方がいいと思います。また、資格の有無以外の人柄や経験については、MOS資格の有無とは全く関係がないことですので、そちらは資格取得とは別の話になります。
一応資格は持っておいて、履歴書に書きたくなければ、書かなければいいだけの話ですね!
② Excelのスキルアップができる
当たり前ですが、MOS Excelエキスパートを取得することで、Excelのスキルアップができます。
これからExcelを利用していくという方にとってはもちろんですが、すでにExcelを業務などで利用している方にとっても、「意外と知らなかった…」といった気づきがあるかもしれないです。
また、会社の中でMOS Excelエキスパートの資格取得を、研修や査定に導入しているところもありますね!
Excelのスキルアップを目指している方には、是非MOS Excelエキスパートの取得をおすすめ致します。
以上の2つが、MOS Excelエキスパートを取得するメリットです。
MOS試験は様々な場面で活用できる
MOSの試験はマイクロソフト社が提供するベンダー資格で、日本国内においては知名度も大変高く、利用できるシーンは多いです。
国内で、業務にエクセルを利用している企業は大変多いですが、意外にもエクセルに詳しい人材というのは少ないです。
エクセルの機能を十分に利用しないまま、人が目で確認をしたり、手作業で入力やコピーペーストを行っているといったケースはよくあります。
最近ではエクセルに代わって、Googleスプレッドシートなども人気になってきましたが、Googleスプレッドシートにおいても、エクセルの知識がそのまま使えます。
資格取得をきっかけに、活躍できる場は多いです。ぜひ資格取得にチャレンジしてみてください!