放置するFXのトレード手法とは?
FXトレーダーになるにあたって、ポジションを放置した状態で収益があがっているのは、多くの人が目標とする一つのポイントではないかと思います。
具体的にどのように放置をするかというと、大きく分けて2つの方法があります。
①IFO注文,IFD注文,OCO注文を利用する
極力手をかけないトレードを行う上で、IFO(イフダンオーシーオー)注文、IFD(イフダン)注文、OCO(オーシーオー)注文は必要不可欠なものとなっています。
あらかじめ目標となる売買価格と決済価格を設定して注文を入れておくことで、注文以降、放置をしておくことができるようになります。
「放置する」という点においては、IFO注文が最も効果的で利用しやすいです。
放置をしている間に、仮に自分の思った方向に動かなかったとしても後悔をしないように、しっかりと戦略・戦術を立てた上で注文をして放置しましょう。
②時間軸をより長く取る
放置トレードをする上で、もう一つの基本的な戦略が、時間軸を長く取るという方法です。
短期トレードより中期トレード、中期トレードより長期トレード、と時間軸を長くするにつれて、放置することのできる時間が長くなります。
一日二日の値動きに一喜一憂しない、超長期のトレードこそ、FXにおける放置トレードの醍醐味と言えるでしょう。
ただし時間軸においては、向き・不向き、得意・不得意も存在するため注意が必要です。
放置することよりも大切な点は、収益を生み出すという点です。よく考えた上で、時間軸を長く取ってポジションを放置してみましょう。
③自動化ツール、自動売買を利用する
FXの放置トレードといえば、やはり自動売買を外すことはできないですね。
FXの自動売買においては詐欺紛いの情報商材なども多く出回ったことから賛否両論が上がっていますが、「放置する」という一点においてこれ以上のものはありません。
機械に資産運用を任せることで、不要なストレスを排除することや、時間的な余裕を作ることも可能なのです。特に、本業でサラリーマンをしながらトレードをしたいという方に、人気があるようです。
よく考えて試した上で、FXの自動売買ツールを利用してみるのはいかがでしょうか。
以上3つの放置するためのFX手法をご紹介いたしましたが、最も大切なことは資産を運用して「増やす」という点です。放置トレードを繰り返していくことで資産が目減りしてしまうのであれば、放置は行わない方が良いでしょう。
FXトレードを放置するメリット
①時間の余裕ができる。
トレーダーというと常に相場を見ているといったイメージが多いですが、放置するトレードにおいては相場を見ている必要がないため、時間の余裕が生まれるというのが一番のメリットといえるのではないでしょうか。
特に時間に追われているサラリーマンの方などが副業でFXをやっている場合に、より放置のできる手法でトレードを行うことで、トレード以外のことに集中して取り組むことができます。
仕事やプライベートであまり時間に余裕はないけれど、FXのトレードを行いたいという方であれば、放置トレードは、ぜひとも極めたいトレード手法ですね。
②相場を見ているストレスから解放される。
ポジションを放置することで、相場を見ているストレスから解放されるというのも、大きなメリットですね。
特にFXを始めたばかりの初心者の方だと、ちょっとした相場の値動きに一機一憂して、ドキドキして他のことに身が入らなかったりするものです。
完全に放置することで、相場を見ているストレスから解放されます。
放置になれるまでは、ついつい気になってスマホでポジションを見てしまうなんてこともありますが、慣れるまでの辛抱です。
放置するデメリット
①相場急変に対応できない。
ポジションを放置するデメリットは、短期的な相場の急変に対応できない点です。
FX相場は常に変化するため、当初予想していた値動きと全く違った動きをすることがあります。放置して相場を確認していないことによって、予想外の動きでイフダンOCO注文などが発動してしまい、損失が出てしまったというようなことも予想されます。
デメリットも存在するということを、しっかりと頭に入れておく必要がありますね。
本当に放置したままで稼げるの?勝てるの?
結論:勝てるかもしれないですし、負けるかもしれないです。
FX相場に、絶対はありません。
それぞれの手法のメリットとデメリットをよく吟味した上で、自分のライフスタイルや性格、トレードスタイルに合ったFX手法を選びましょう。
しかし、ポジションを極力放置することのできる手法においては、FXトレード以外に使うことのできる時間が増えるため、とてもオススメです。
副業でFXを楽しみたい方などにとっては、理想的な手法と言えるでしょう。