こんにちは!資格マニアのどどっちです。
今回は、食いっぱぐれない資格としても人気のある、フォークリフトの免許(技能講習)を取得してみました。
4日間の講習を終えて、一発で合格することが出来ました。
この記事では、フォークリフトの資格の詳細や、取り方・体験談をご紹介しています。
これからフォークリフトの資格を取ろうと考えている方や、フォークリフトの資格を取ろうか迷っている方の、参考になれば幸いです。
フォークリフト運転技能講習とは?
フォークリフト運転技能講習は、労働安全衛生法に基づいて運営されており、最大荷重が1トン以上のフォークリフトを運転するためには必須の資格です。
全国各地の労働局が認定する講習機関で取得でき、修了後は「フォークリフト運転技能講習修了証」が交付されます。
フォークリフトの操作は、安全面を特に重視しなければなりません。積み荷の不安定さや重さ、急停止による転倒などのリスクがあるため、運転には高度な技術と知識が求められます。
フォークリフト資格取得の流れと講習内容
フォークリフトの講習は、学科講習と実技講習に分かれています。
学科講習
学科講習では、フォークリフトの基本操作方法、荷役作業における法的な規則、安全確認の方法などを習います。
フォークリフトは重量物を扱うため、事故のリスクが高く、操作時の安全確認が重要です。学科ではこれらの知識を座学で学びます。
学科講習の内容は次のようなものです。
- フォークリフトの構造
- 運転操作の基本
- 安全運転と事故防止
実技講習
実技講習では、実際にフォークリフトを運転しながら荷役作業を行います。
フォークリフトの操作には繊細な技術が必要であり、安全に荷物を運搬するためのコツを学びます。特に、重量物の積み下ろしや、フォークリフトが不安定になる状況での運転に慣れることが重要です。
車の運転とは若干異なるため、慣れるのに数日はかかる事でしょう!
実技講習のポイントは以下の通りです。
- フォークリフトの基礎操作
- 荷役作業の実践
- 安全確認の習慣化
受講時間と費用
講習の受講時間や費用は、持っている資格によって異なります。
普通運転免許だけを持っている方の場合だと、31時間・約4日間の受講時間です。
受講費用は地域や講習機関によっても異なりますが、3〜5万円くらいが相場です。
フォークリフト資格の難易度は難しい?
フォークリフト資格講習の難易度は、非常に簡単です。
講習に参加し、学んだ内容をしっかりと理解すれば、特別な学力を必要とせずに修了できます。特に、実技講習では何度も練習の機会が与えられるため、運転に不慣れな方でも安心して受講できます。
自動車の運転免許を持っているレベルの方であれば、基本的に試験に落ちることはないでしょう。
フォークリフト資格講習の合格率
フォークリフト資格講習の合格率は、98%前後と言われています。
フォークリフト資格の講習は、真面目に講習を受けていれば、原則誰でも合格することができます。
落ちてしまった方の多くは、遅刻や欠席などで受講そのものを諦めてしまった方のようですね。
多くの講習所では再受講・追試なども可能なので、受かるまで頑張れば、原則誰でも合格できることでしょう。
フォークリフト資格に合格するためのポイント
①自分にあった講習機関を選ぶ
フォークリフトの技能講習に合格するための最も大切なポイントは、自分にあった講習機関を選ぶことです。
講習機関によって、講習の開始日時や時間が異なります。
ほとんどの講習機関では朝早くから講習を行うため、自宅に近い講習機関を選ぶのが良いでしょう。
②講師の話をしっかりと聞く
講師の話をしっかりと聞くことで、学科も実技も合格することが可能です。
技能講習では修了試験があるため、合格点を取得する必要があります。講師の話を聞かなかったり、受講態度が悪いと、試験に落ちてしまうこともあるでしょう。
真面目に受講することをおすすめ致します。
フォークリフト資格を取得するメリット
フォークリフトの資格を取得すると、下記のようなメリットがあります。
就職・転職に有利
フォークリフト資格は、多くの求人で必須条件となっているため、就職活動や転職の際に大きなアドバンテージとなります。
運送業や倉庫業をはじめとして、全国各地の様々な業界で使われているフォークリフトは、取得しておいて損はないでしょう。
資格取得後のキャリアアップ
フォークリフトの運転技能が優れていることで、現場での信頼を得ることができます。また、複数のフォークリフトを扱う現場では、管理者としてのポジションに昇進することも可能です。
資格はその一歩として、キャリアを発展させるための強力な武器となります。
将来性と需要
物流業界や製造業は、今後も継続的に需要が見込まれています。
特にEC業界の成長に伴い、物流センターでの荷役作業の効率化がますます求められるため、フォークリフト運転資格を持つ人材の需要は高まることでしょう。
資格取得によって得られるメリットは大きく、キャリアの成長にもつながります。もし物流や製造業でのキャリアを考えているのであれば、フォークリフト運転資格の取得をぜひ検討してみてください。
筆者の体験談
最後に、実際に資格を取得した筆者の体験談を書いてみました。
私が受講した講習機関は、東京の平和橋にある「東京クレーン学校」です。
土日のみを利用してフォークリフトの講習を受講することができる点が気に入り、1ヶ月ほど前に電話で申し込みをして伺いました。
一緒に受講した方は、老若男女様々な業界の方がいました。他の技能講習と比べて女性の割合が高い印象です。
1日目の学科は、これまで受講した他の技能講習と比べて、難易度が低いように感じました。
とはいえ講習終了後に修了試験があるため、気を抜くことはできません。
授業をしっかり聞いていれば、講師がテストに出る重要なポイントを教えてくれるため、そちらを重点的に覚えます。
無事に、修了試験に一発合格することができました。一緒に受講した方は全員合格していましたが、中には落ちる方もいるようですね。
2日目からは、実際にフォークリフトを運転していきました。
フォークリフトは後輪を中心に考える必要があるため、車の運転とは若干操作方法が異なります。
2日間運転して、ようやく思うようにフォークリフトが動くようになってきたなと感じました。
最初に運転した際は、思ったよりも難しいと感じましたね。
2日目〜3日目にかけて、修了試験に向けての練習を行いました。
実際に荷を上げ下げする作業は、何度か練習する事でだんだん感覚がつかめてきました。
難易度は個人差がありますが、私の場合はそこまで難しいとは感じませんでした。
一緒に受講した方の中には、操作が難しく苦戦しているという方もいらっしゃいました。
修了試験に一発合格して、無事に修了証を受け取ることができました。
一緒に受講した方も全員無事に合格していましたが、講師の話によると中には落ちる方もいるようですね。
4日間の講習は長く感じたので、修了証を受け取った瞬間はめちゃくちゃ嬉しかったです!
次回はクレーン資格などにも挑戦してみたいですね。